ポルシェ・パナメーラにエステート・モデル追加
掲載 更新 carview!
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ポルシェは、その4ドア・サルーンに噂されていたエステート・モデルを追加し、9月のパリ・モーターショーで発表する。
ポルシェの関係者によれば、パリ・モーターショーでの評判をもとに、パナメーラ・エステートを生産するかどうか決定するという。パリ・モーターショーでの好評ならば、2010年代半ばに200,000台を生産するというポルシェの計画の一翼を担うことになると、ポルシェのCEO、マティアス・ミューラーは語った。
2016年より前に発売されることはないが、このパナメーラ・エステートは445リッターという荷室スペースを持ち、第2世代のパナメーラのラインナップのひとつとして、メルセデス・ベンツCSLシューティング・ブレークのライバルと位置づけられるモデルである。ボディ・スタイルは、伸ばされたルーフラインと角度のついたテールゲートを特徴とし、インテリアでは可倒式のリア・シートを持つこととなる。
「パナメーラの派生モデルを造ることは、われわれの一つの提案だ」と関係者はAUTOCARに語っている。「特に、特定の市場、とりわけヨーロッパでは、その需要があると考えている。」
実質的なブート・スペースを持つことによって、パナメーラ・エステートは、普通のスポーツカーよりも大きな層にアピールすることになるだろう。その役目は、既にカイエンである程度達成しており、更には小型のSUV、メイカンの準備も整っている。
また、標準的なホイールベースを持つパナメーラ・エステートだけでなく、ポルシェは選ばれた市場のためにロング・ホイールベース版のリムジンも考慮しているという。しかし、そのコンセプトカーが造られたとしても、それが実際に製造されるかどうかは未定だという。ポルシェはまだ第1世代のパナメーラのフェイスリフト版も発表していないのだから。
また、ベントレーの社長、ウォルフガング・シュライバーによれば、ベントレーのモデルと共通性も噂されている。類似した基礎を共有するだけでなく、類似したパワー・トレーンを持つことも考えられているという。ポルシェは現行のノーマル・アスピレーションの4.8リッターV8の代わりに、ベントレーやアウディに積まれるツインターボ4.0リッターV8エンジンを予定している。
また、更にポルシェはパナメーラの2ドア・バージョンとして、クーペとカブリオレ・バージョンも計画しているという。それは、ベントレー・コンチネンタルGTおよびGTCと共通のショート・ホイールベース・シャシーが使用される模様だ。
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