【悲報】世界各地で発売済み「ジムニー5ドア」の日本発売が2026年に遅れるかもしれない理由
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 139
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「現在、日本で販売されているジムニー/ジムニーシエラは、静岡県にある湖西工場で生産されていますが、湖西工場のラインはすでにフル稼働しているうえ、ジムニー/ジムニーシエラはほかのモデルとは異なるラインで生産されているため、生産量を急速に増やすことは事実上不可能です。
ただ、海外で販売されているジムニーの大多数は、2021年よりインドのグルガオン工場で生産されているため、湖西工場は日本向けの生産量を増やしやすい環境となりました。
さらに、インド市場ではジムニーの販売台数が低迷しており、グルガオン工場で生産されたジムニーの多くが海外市場へと輸出されています。
ここでポイントとなるのは、インド市場向けのジムニーも日本同様に右ハンドル仕様であるという点です。
スズキは、2024年7月1日にインドのグジャラート工場で生産される「フロンクス」の日本導入を明らかにしていますが、フロンクスの販売状況次第では、ジムニーもインドから輸入されることになる可能性があるかもしれません。
グルガオン工場におけるジムニーの生産能力は湖西工場よりもはるかに大きいため、実際に輸入されることになれば、日本国内の需要に対する供給はかなり増えることが予想されます。
そうなると、既存顧客向けのジムニー/ジムニーシエラの納車も進み、5ドアモデルの発売も近づくと思われます。
とはいえ、スズキは『ジムニーでしか走れない道がある場所のユーザーに納車することが最優先』ということを公言しているため、レジャー用途での利用が多い日本市場は、相対的に優先順位が下がってしまうことはやむを得ません。
結局のところ、5ドアモデルの日本導入のタイミングは、海外市場での売れ行き次第というのがスズキの本音かもしれません」
<終わり>
>>今週のJMSで発表? スズキがEVの小型SUV「フロンクス」を日本で発売する可能性!
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<写真:スズキ>
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