600psのV8エンジンはでっかいお守り? 一般道ではストレスが溜まりそうなBMW M8グランクーペは誰が買う?
掲載 更新 carview! 写真:編集部 65
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サスペンションはこれまた“M”付きのアダプティブMサスペンションで、運転手の運転スタイルや路面状況に応じてダンピング特性を自動調整してくれる電子制御ダンパーを採用。ドライビングモードで「スポーツ・プラス」を選べば、サーキット走行も可能になるとか。
と言っても、BMWによれば実際にサーキットを走るMオーナーは20%ほどで、その他80%のオーナーは一般道でMなパワーやMな足回りを堪能しているのだとか。逆に考えれば、20%もサーキットを走るとは、Mオーナー恐るべしとも言えますが、Mオーナーとなる経営者や医師などのエグゼクティブの多くは、仕事の行き帰りにこういう特別なマシンに乗って、非日常的パワーの片鱗に触れることで、上手く日常のストレスを発散しているのだそうです。
一度でいいからそんなストレス発散をしてみたいものですが、展示車にはオーダーメードプランの“BMW Individual”による特別なボディカラーをはじめ、最高級のメリノ・レザーを使ったスポーツシートや、カーボンファイバー製のミラーカバーやトリムパーツなど、高価なオプションパーツが数々装着されていて、M8 グランクーペの税込み2194万円、同コンペティションの2397万円というプライスタグに、更に上乗せされることになるため、ストレス発散はエグゼクティブの皆さんにお任せしたいと思います。
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