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タチが悪そうな車ほど有効。見かけとのギャップが生み出す「モテるためのジェントル運転」理論

タチが悪そうな車ほど有効。見かけとのギャップが生み出す「モテるためのジェントル運転」理論

イラスト:いらすとや

ギャップが生みだす好感度インパクトの相対性

だが予想だにしないことが起こった。

黒の派手グリルミニバンは、信号機のない横断歩道の手前でピタリとジェントルに停止した。それだけでなく、茶髪のあんちゃんはスマイリーな会釈とともにジェスチャーで筆者に語りかけてきた。

「もちろん、お渡りください」

こういった場合、普段の筆者であれば無表情でそのまま横断歩道を渡る。だがこの日は思わずスマイリーな会釈を派手グリルのあんちゃんに返してしまい、それだけでなく心の中で「サンキュー!」とつぶやきながら、スーパーマーケット(の30%OFF)を目指したのだった。

この出来事からわかるのは、以下のようなことだ。

「道路交通関係に限らず、善行とは“悪そうに見える人”が行えば行うほどインパクトが増す」

これが「派手グリルミニバン+黒+威勢よさげなあんちゃん」ではなく「10年落ちのカローラ+ベージュ+気の弱そうなおっさん」であったなら、筆者は何も思うことはなかっただろう。というか「当たり前だ。っつーかもっと早く止まれバカ」ぐらいは思った可能性もある。

つまりは「ギャップこそが好感を生む」ということなのだろう。

なんとなくワルでアウトローなパブリックイメージを持つ男が、思いのほかジェントルで気の優しいナイスガイだったりする一面を見るとキュンとしてしまう女性の心理とは、おおむねこのようなものなのだろうか……などと推測しながら歩きつつ、筆者の思考は次の段階に移った。

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