ターボ化された新型911カレラ＆カレラS超速リポート

写真は911 カレラ

まずはベーシックモデルのカレラに試乗

テネリファ空港で待ち構えていた911の中からレポーターはまず7速PDKを装備した370馬力のベーシック・カレラを選択する。

エクステリア・デザインは当然のことながらどこから見ても911、ただし良く観察するとフロント・バンパーとエアインテークの形状がわずかに変化している。一方リアはエアインテークのグリルが横から縦になったのが新しい。これはインタークーラーへのフレッシュエアの流れをスムースにする機能を優先した結果である。

リセスカバーがなくなり、周辺がスッキリしたドアハンドルを引いて室内に入る。10mm低められたドライビング・ポジションから見たインテリアには新たに採用された918スパイダー・タイプのステアリングホイール（標準は直径：375mm、GTスポーツ・バージョンは360mm）とタッチスクリーンとなった大型モニターが目立つが、ここではMIB（VWグループ共通モジュラーインフォテイメントシステム）の採用でスマートフォンとのネットワーキングも可能になり、グーグルやアップルのAppが利用できる。