リファインされた新型ゴルフに死角ナシも、あのモデルの未導入が惜しい
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
そんなライフ途中でのリファインだけに、前後バンパーやライト類のグラフィックに新たなデザインを採用と報告はされるものの、ご覧のように全般的な雰囲気は強く受け継がれ、うっかりすると「どこが変わったの!?」と言われかねないルックスではある。
そうした見た目の控えめな変更ぶりに対しては、新型なのに新鮮味に欠ける! という声が挙がるかも知れない。一方で、従来型ユーザーにとってはひと安心という材料でもあるはずだ。モデルチェンジが行われても、新しいモデルが従来型を否定するようなルックスにはならないという点も、ゴルフ人気が長きに渡ってキープされていることの、ひとつの要因でもあるだろう。
ダッシュボードなどの造形も受け継がれ、ドアを開き、乗り込んだ際の雰囲気も、基本的には従来同様。インテリア・カラーがブラック系に限られることもあり、いかにも質実剛健としたイメージは、「相変わらずゴルフらしい」とも表現出来るものだ。
一方で、チョイスする装備に左右されるものの、歴代モデル中では圧倒的に”電脳化”が進んだと思えるのが、最新モデルの大きな特徴。それを代表するのが、今回テストドライブを行ったモデルで選択されていた、”アクティブ・インフォ・ディスプレイ”を謳うバーチャルメーターと、”ディスカバー・プロ”と称する、全面タッチスクリーンを採用した9.2インチ・センターディスプレイ付きマルチメディア・システムの2つとなる。
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