トヨタ カムリの外装色・内装色、人気カラーや色選びのポイントも紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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カムリは「トヨタのグローバルミッドサイズセダン」として、長年愛され続け現在10代目になります。しかし、2023年12月下旬に販売終了が発表されました。カムリは美しいデザインや上質な乗り心地を追及した上級ミッドサイズセダンで人気を博してきた車です。
そこでこの記事では、上級セダンであるカムリの色に着目し、全7色の外装色やグレード別の内装色、人気のカラーや色選びのポイントを紹介します。カムリの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
まずは、最新の外装色の設定やエクステリアデザインを見ていきましょう。
現行のカムリには、華やかさと気品を兼ね備えた「X」「G」グレードと、スポーティーな走りを期待させる「WS」グレードの2つのスタイルがあります。
2021年の一部改良でフロントバンパーやヘッドランプ、リヤコンビネーションランプの加飾やフロントロアグリルなどのデザインが変更され、より華やかさを表現しています。
性能や内装、外装色だけではなく、スタイルでも自分好みのモデルを選べることが特徴です。
2021年の一部改良で設定した外装色は、新設定のカラーを含む全7色をラインナップしています。ボディとルーフの色が異なる2トーンカラーが2種類、単色カラーが5種類の全7色です。
単色カラー | ・プラチナホワイトパールマイカ※ ・プレシャスメタル※ ・アティチュードブラックマイカ ・エモーショナルレッド2※ ・ダークブルーマイカメタリック |
---|---|
2トーンカラー | ・アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ※ ・アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド2※ |
※メーカーオプションにより有料カラー
そこでここでは、全7色のうち特に注文数が多い人気の3色をランキング形式で紹介します。色選びの参考にしてください。
プレシャスメタルは、2021年の一部改良で「シルバーメタリック」に変わって登場した新色です。
顔料となる塗料の中のアルミ片またはマイカ片(粒子)の並びを整える「プレシャス工法」を使用することで、金属の質感と高い光沢を実現したダークメタルなカラーです。
プレシャスメタルは、美しい造形の抑揚を最大限に生かせる色合いで、クラウンとカムリのみの設定です。カムリの外装色の中でも、特に上質感と高級感を味わえます。
ホワイトはリセールバリューが高く、どのメーカーのどのモデルでも比較的人気が高いカラーです。カムリでは、プラチナホワイトパールマイカが設定されています。
プラチナホワイトパールマイカは、パールカラーを加えて従来のホワイトよりもさらなる白さを追求した色合いです。マイカ(雲母)やクリスタルシャインを増量することで、陰影をより強く表現しています。
白さと陰影の強さがカムリの存在感を強調するため、高級感がありつつもスタンダードなシンプルさを持つカラーです。
カムリの一番人気色は、アティチュードブラックマイカです。
アティチュードブラックマイカは、マイカ(雲母)の粒子を加えることでメタリック系のきらきらとした輝きを放ちます。明るいところでは濃紺のような輝きの色、暗いところでは漆黒のような、引き締まった色に見える独特の色合いです。
カラーそのものの魅力はもちろんですが、ブラックもホワイト同様にリセールバリューの高いカラーであることや、グレード「G」「X」の無料色として選べる唯一のカラーであることも人気の理由として考えられます。
ここでは、人気の3色以外の4種類のカラーについて見てみましょう。
存在感のある色鮮やかな赤が特徴のエモーショナルレッド3は、2022年の一部改良で「エモーショナルレッド2」に代わり設定されたカラーです。エモーショナルレッド3は深みのある鮮やかな赤色で、個性と存在感を表現できます。
高彩度でありながら派手過ぎず、スポーティーさとプレミアム感を両立した存在感のある色合いが特徴です。
ダークブルーマイカメタリックは、深みのあるブルーとマイカのきらきらとしたメタリック感のある輝きが特徴です。しっかりとした青の彩度はあるものの、濃く深い青の色合いが上質感をも生み出しています。
ブルーはスポーツモデルに多いカラーのため、カムリをスポーティーに楽しみたい方にもおすすめです。スポーティーな走りを期待させるWSグレードを購入する際には、ぜひ選んでみてください。
カムリの2トーンカラーは、ルーフ・ドアミラー・フロントピラー・ドアウィンドゥフレームモールディング・リヤピラー・リヤスポイラー部分がブラックとなる組み合わせです。
セダンでの2トーンカラーは珍しく、プラチナホワイトパールマイカとの組み合わせは、シンプルでありながらも引き締まってスポーティーな印象です。
「WS」グレードのみが選択できるカラーですが、リセールバリューの高い2色が組み合わさった人気の高いカラーです。
エモーショナルレッド2の色鮮やかな赤と、アティチュードブラックマイカの輝きのある黒の組み合わせが特徴の2トーンカラーです。ルーフやフロントピラーなどをブラックにすることで、エモーショナルレッド2の単体カラーとは違う、引き締め感と力強さが感じられます。
個性的なカラーのため好みが分かれますが、特別感のあるカムリを楽しみたい方におすすめのカラーです。
トヨタ カムリは、存在感のある色や鮮やかさにこだわった色、ボディの造形を美しく見せる色など、さまざまなカラーから選ぶことができます。
どのカラーも魅力的ではありますが、グレードによって選択できない色やオプション料金が必要となる色もあるため、事前に確認しておきましょう。
カムリのカラーは、7種類中5色がメーカーオプションです。各色のオプション料金は以下をご確認ください。
カラー | オプション料金(税込) |
---|---|
プラチナホワイトパールマイカ(089) | 3万3,000円 |
プレシャスメタル(1L5) | 5万5,000円 |
エモーショナルレッド3(3U9) | 同上 |
アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ(2PS|218 / 089) | 8万2,500円 |
アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド3(2XM|218 / 3U9) | 10万4,500円 |
単色のアティチュードブラックマイカとダークブルーマイカメタリックはオプション料金なしで選択できます。
(2023年9月6日時点の情報です)
華やかさと気品を兼ね備えた「X」「G」のグレードは、単色カラーの4色から選択可能です。一方、スポーティーな走りを期待させる「WS」グレードでは、単色カラーの4色に加え、ダークブルーマイカメタリックと2トーンカラー2種類から選べます。
セダンとしては珍しい2トーンカラーのモデルに乗りたい方は、WSグレードを選択しましょう。
グレード | X | G | G レザーパッケージ | WS | WSレザーパッケージ |
---|---|---|---|---|---|
プラチナホワイトパールマイカ(089) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
プレシャスメタル(1L5) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アティチュードブラックマイカ(218) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
エモーショナルレッド3(3U9) | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ダークブルーマイカメタリック(8W7) | ◯ | ◯ | |||
アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ(2PS|218 / 089) | ◯ | ◯ | |||
アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド3(アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッド(2XM|218 / 3U9) | ◯ | ◯ |
カムリは、外装だけではなく内装もおしゃれに仕上がっています。グレードによって内装色やシート表皮などに違いがあるため、ボディカラーとのバランスを考えてみるのもおすすめです。
ここでは、カムリの内装色や装備の特徴を紹介します。自分好みの内装を見つけてください。
「X」グレードは、カムリのエントリーグレードです。ブラックとグレーのファブリックシートやウレタンとメッキ加工のステアリングホイール、チタン調フィルム加飾のインパネやブラックメタリック加飾のセンターコンソールなどを採用しています。
ベーシックな黒基調の内装でありながら、エントリーグレードとは思えないほどの高級感のある落ち着いた内装が特徴です。
上級グレード「G」は、ブラックのファブリックシート「G レザーパッケージ」はデザインパーフォレーション付の本革シートが採用されています。
また、本革のシートはブラックだけではなくオーカーも選択可能です。上質感と明るさのある内装を求める方は、G レザーパッケージのオーカーの内装を選びましょう。
ブラックアートウッドフィルム加飾のインパネやセンターコンソール、本革巻き3本スポークのステアリングホイールやサテンメッキ加飾のフロントホルダーカップリングなどは、両グレード共通です。
最上級グレードである「WS」は合成皮革とファブリックのシート、「WS レザーパッケージ」はデザインパーフォレーション付き本革シートが採用されています。
インパネはどちらもシルバージオメタルフィルム加飾で、ステアリングホイールはGグレード同様の本革巻き3本スポークステアリングホイールです。ドアトリムやドアアームレストにはソフトレザーが採用されており、細部まで高級感のある内装となっています。
トヨタ カムリは、長く愛され続けているモデルです。現行10代目も2017年から発売しているため、中古車市場では多くの在庫を見つけられます。
また、中古車であれば、おしゃれなカラーの旧モデル車両もあるため、ぜひ探してみてください。
現行モデルのグレード別の価格と中古車相場は以下のとおりです。
グレード | 新車価格 | 中古車相場 |
---|---|---|
X | 349万5,000円~369万3,000円 | 119万円~475万円 |
G | 380万4,000円~400万2,000円 | 同上 |
G レザーパッケージ | 437万4,000円~457万2,000円 | 同上 |
WS | 394万7,000円~414万5,000円 | 同上 |
WS レザーパッケージ | 448万4,000円~468万2,000円 | 同上 |
中古車は10代目モデルをまとめた相場ですが、新車価格よりもお得に購入できる車両もあるため、条件に合うモデルを探してみるのもおすすめです。
(2023年9月8日時点の情報です)
中古車市場では、現行モデルでは販売していない10代目モデルの人気色が手に入る可能性もあります。2017年の発売当初のカラーや特別記念車専用カラー、WR専用の2トーンカラーなど、計5色が該当色です。
旧モデルの人気色 | 特徴 |
---|---|
グラファイトメタリック | 発売当初のカラー / 希少な茶色系のメタリック / 他の人と被りたくない方におすすめ |
シルバーメタリック | 発売当初のカラー / シンプルで落ち着いたシルバー |
スティールブロンドメタリック | 発売当初のカラー / 薄い銅色のメタリック / 角度によってピンクやグレーにも見える |
プレシャスブラックパール | 40周年記念特別仕様車のカラー / パールの輝きが美しいブラックカラー |
アティチュードブラックマイカ×ダークブルーマイカ | 2018年の「WS」設定当初のカラー / スポーティー感をより高めたい方におすすめ |
カムリの購入を検討しているのであれば、オーナーのレビューもチェックしておきましょう。実際に購入し運転したからこそ分かる、カムリのメリットやデメリットなども確認できます。
みんカラのレビューでは『ワイドかつ伸びやかなフォルム、セダンならではの美しさがあります。』や『燃費が良い事と音が静かで乗り心地が良い事。荷室も普段使いには十分すぎる広さ。』など、デザインや燃費、乗り心地の良さに関して多くの方が高い評価をしていました。
不満点としては『内装をもう少し高級感出してもらいたかったです。』や『86から乗り換えたのもありますが、雨天での高速安定性は、水平対抗には劣ります。』など、乗り換え前の車と比較されている方が多く、特に性能面での目立ったデメリットはないようです。
トヨタ カムリは、上級ミッドサイズセダンにふさわしい上質なデザインやカラーが特徴です。全7種類のボディカラーはそれぞれに個性があり、好みの雰囲気でカムリを楽しめます。
カラーはメーカーオプションが多く費用がかかりますが、中古車であれば旧モデルや現行モデルの人気色もお得に手に入れることが可能です。カムリの購入を考えている方は、中古車市場もチェックしてみてください。
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