サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > 新型コンパクトミニバン セッテ&ルミナスの実力

ここから本文です

新型コンパクトミニバン セッテ&ルミナスの実力

セッテ&ルミナス登場の背景

そもそも、トヨタとダイハツがどうして車名に「パッソ」「ブーン」のブランドを残したか? と考えると、セッテ&ルミナスの位置づけがよくわかる。トヨタはこれまで、5ナンバーサイズのミニバンとしてウィッシュやノア&ヴォクシーをヒットさせ、シエンタやポルテといったスライドドアモデルも持っているが、パッソやヴィッツに親しんできた女性がママになった時、前者はやや敷居が高く、後者はちょっとファニー路線。もっとすんなり「いいわね」と思わせるミニバンが必要だった。またダイハツは、タントでつかんだ子育てユーザーがステップアップするための、魅力的なコンパクトミニバンが欲しかった。どちらのニーズも、スモールカーとミニバンとの隙間を埋めてくれる存在。だからボディスタイルも使い勝手も運転感覚も、フリードが「小さなミニバン」だとするなら、セッテ&ルミナスは「大きなコンパクトカー」というイメージの微妙な違いを感じる。

まずそのスタイリングからも、なるべくコンパクトカーに近く、乗り替えに無理のない価格で提供しようという意図が伝わってくる。パッソ&ブーンのプラットフォームを210mmストレッチして全長を4180mmにとどめ、スマートなルーフラインとしたエクステリアは「ちょっと長めのハッチバック」的な雰囲気。両メーカーの双子車としては珍しく、標準系とエアロ系の2タイプがあるフロントマスクは共通で、違いはそれぞれのエンブレムのみ。ヒンジドアを採用したのも、スライドドアではどうしても全長が長くなり、重量が増すこと、そしてやはりコストの問題からだろう。流れるようなワンモーションフォルムに、大型のヘッドライトや個性的なテールランプがポイントとなった標準系はちょっと迫力に欠ける気もするが、エアロ系には専用のフロントグリルやスポイラーなどが付いてグッと印象的な表情となり、男性も抵抗なく乗れそうだ。

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン