KTM クロスボウ&390 DUKE、6輪インプレ!
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
X-BOWのルックスは、われわれがクルマに対して持っている概念から大きく逸脱している。レーシングコンストラクターであるダラーラ社が手がけたカーボンモノコック製のバスタブ型シャシーにサスペンション、タイヤ、エンジン、トランスミッションを取り付け、空力性能を高めるカーボン製パネルでカバーしたのみ。
コックピットからは路面の凹凸やコーナリング、ブレーキング時に動くプッシュロッド式サスペンションとタイヤの動きまでが観察できる。リアはリアで、奥まった部分にミッドシップしたエンジンこそ見えないものの、ギュッと詰まった剥き出しのパーツがメカ好きのハートをくすぐる。フォーミュラーカーみたいと思う人もいるだろうが、機能パーツをデザインの一部として積極的に利用するという考え方はむしろ2輪車に近いのかもしれない。
とはいえ、X-BOWにはクルマらしいところもある。2008年のデビュー当時はルーフどころかフロントスクリーンも備わっていなかったため、雨が降ったらコックピットはずぶ濡れ。風にもほぼ無防備。高速道路では飛び石から顔面を守るヘルメットが必需品だった。いくら「READY TO RACE」とはいえ、一台のクルマとして眺めると、いくらなんでもスパルタンすぎたのも事実だ。
そんな声に応えて昨年登場したのが、今回試乗したX-BOW "GT"だ。"GT"にはフロントスクリーンとサイドスクリーンが新設され、風の巻き込みを効果的に減らすと同時に、小雨程度なら走行時の空力効果でコックピット内が濡れることもなくなった。加えて、100km/hまで対応する簡易型ソフトトップも開発されたことで、待望の全天候性能を手に入れたのだ。
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