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ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?

ZR-Vよりスポーティな1.5L VTECターボ仕様

パワーソースは同ブランドのスポーツセダン「インテグラ」と同様の1.5L 4気筒VTECターボ(エンジン車)なので、予想スペックは200ps/260Nm前後になりそう。トランスミッションはスポーツCVTで、スポーツサスペンションを装備、FWDと4WDが設定されます。

ZR-Vの主力パワーソースは1.5L 4気筒自然吸気エンジンを発電に使って主にモーターで駆動するシリーズハイブリッド(モーター最高出力で135ps)ですが、ADXはピュアエンジン仕様で、とくに高回転側でVTECならではの爽快な回転フィールが味わえるスポーツSUVという位置づけになりそうです。

ちなみに10月のティザー画像公開時には、320hpを発揮する2.0L VTECターボを搭載するインテグラの高性能グレード「タイプS」の存在も予告されていたのですが、今回の発表では触れられていません。

ADXの価格は3万ドル(約450万円)前後~となるとのこと。北米「HR-V」の最上級グレードとなる「EX-L」が2万8200ドル(423万円)~なので、ZR-Vの約30万円高というイメージです。

高性能版となるAスペックでは下記の装備などがプラスされます。

・19インチホイール
・ウルトラスエードのベンチレーテッドシート(前席)
・フラットボトムステアリング
・助手席4ウェイ電動シート

さらにAスペックアドバンスパッケージで下記の装備などがプラスされます。

・バング&オルフセン・プレミアムサウンドシステム(15スピーカー)
・12ウェイ電動ドライバーズシート(ランバーサポート付)

・・・ベースのZR-Vもアメリカ市場を意識した顔つきで日本では好き嫌いが分かれていたりしますが、そのプレミアム版のADXがさらに濃い顔で出てくるところに、流石はトランプを再選させる国という感じがしました(笑)。

>>ADX、インテグラ、ZR-V、レジェンドの画像を見る

北米で復活を果たしたスポーツセダン「インテグラ」を筆頭に、アキュラにも装備やスペックは魅力的なモデルが多いだけに、レクサスや輸入モデルに対抗できるホンダ版プレミアムモデルとして、日本や欧州向けの“顔違いモデル” を作ってみるのも面白そうな気がしましたが、いかがでしょうか。今後はタイプSが追加されるのか? などなどADXの展開にも注目です。

(終わり)

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