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小型車向けのエコ技術マツダi-stopを体験!

実際に走ってみると?

研究所敷地内の特設コースで実際にテスト走行もできた。普通に走行している間はもちろん今までのクルマと変わらない。しかし、わずか数100m程度のショートコースでも、i-stopはほぼ停止するたびにエンジン休止を実行する。

エンジン復帰に関しては、ブレーキからアクセルペダルへと足を移動したときにはすでにエンジンがかかっているという印象で、爆発を利用したクランキングの感触も「ククッ」という軽い回転音が2回前後するだけとスムーズ。高度なハイブリッドシステムを持つプリウスなどと比べても遜色ない印象だ。ちなみに始動に要する時間は0.35秒で、コンピュータがあまり急いでいないと判断したときは0.4秒。スターターモーターとバッテリーを強化したスマートmhdも0.35秒だから、始動時間は互角だ。

i-stopモニター(植林モニター)にも注目。これはエンジンを休止していた時間を積算して表示するもので、休止時間に応じて若葉が木に育ち、累計で8.4時間になると成木なるというインサイトのティーチング機能にも似たインターフェースをもつ。

マツダによれば、i-stopによる燃費改善効果は10・15モードで約10%、JC08モードで約8%程度。効果は渋滞の多い都市部のほうが大きいようだ。

 

また、財団法人 省エネルギーセンターの調査によれば、2000cc車でギアをNレンジにし、エアコンを使わない状態で10分アイドリングすると、約140ccのガソリンを消費するという。Dレンジ&エアコン使用状態ではほぼ倍の260cc。仮に毎日運転する人が、1日10分のアイドリングストップを行うと、年間で51~91リッター、1リッター/100円で計算すると5100円~9500円、年間のC02排出量も120~220kgになる。

i-stopの魅力は安価で、比較的短期間に幅広い車種への展開が可能なことだ。アテンザやプレマシーやビアンテなど、他の直噴エンジン搭載モデルへの採用も大いに期待しておきたい。

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