新型アウディR8に試乗。先代を凌ぐV10の限界性能
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:アウディ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:アウディ ジャパン
この結果、新型R8の走りは大きく変わった。特にサーキット走行等における限界域での車両挙動は、以前とは一変したキャラクターを手に入れている。以前はフロントに最大トルクが伝達されても30%だったため、基本的にその挙動は後輪駆動車のそれであり、優れたシャシー性能と合わせて、限界域ではドリフトコントロールのしやすいクルマだった。後輪駆動のようなテールスライドに加え、フロントにわずかにトルクが与えられることによる安定性の高さで、スライド時にも極めてコントロール性の高い1台だったわけだ。
それが今回のシステムを手に入れたことで、ハンドリング・キャラクターが一変した。例えばサーキットドライビングでテールがスライドしていくと、電子制御によってフロントへと多くのトルクが供給されるようになったため、カウンターステアを必要としないドライビングスタイルが求められるようになったのだ。
そしてこれはランエボやGT-Rなどと同じ感覚で、テールをスライドさせた時には、カウンターステアを当てずにそのままアクセルを踏み込むと、フロントに駆動が供給されてクルマ自らが安定方向へと導かれる。逆にこの時カウンターステアを当ててしまうと、そこに駆動が加わって反対方向へクルマが動いてしまう。つまり、サーキットでは少し特殊な操作をしなければ速く走らせることはできない。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
電動化の[新型ロードスター]でもこだわりたい”人馬一体”感!! でもやっぱり内燃機関でしょ!!!!
スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦SUGOは小出峻がポール・トゥ・ウインで今季2勝目
宮田莉朋、2番手チェッカーもペナルティで後退。マルタンスが今季初優勝/FIA F2第6戦レース1
角田裕毅、F1スペインGPは為す術なく19位がやっと「うまくいかなかった理由を理解すべく、全てを分析しなきゃいけない」
雨でびしょ濡れ! タッチパネルがめんどい! オッサンが最新式のクルマにキレる「ハイテクトラブル」急増中!
ル・マンでサーキットの救急車に乗ることに! お土産は「カルフール」のレース関連グッズ、特にエコバッグがオススメです【みどり独乙通信】
“尋常じゃない上げ幅”のTEAM MUGENにどう対抗? セカンドロウの坪井翔&牧野任祐が得た手応え/第3戦SUGO
フロントロウ独占の裏に“共闘”アリ。TEAM MUGEN陣営が振り返るそれぞれのアジャスト/第3戦予選
F1 Topic:マクラーレンのモーターホームで火災発生。搬送者が出るなか、代表が被害状況把握に務める
フィアット600 詳細データテスト 500より増した実用性と快適性 フィアットらしい元気さは不在
F1スペインGP決勝速報|フェルスタッペンがノリスとの接戦制す。RB角田裕毅は19位と苦戦
フェルスタッペン、猛追ノリスを退け掴んだ今季7勝目に喜び爆発。角田裕毅は終始苦戦19位|F1スペインGP決勝
サンクをアルピーヌが魔改造!? A110譲りのハンドリングのホットハッチ「A290」発表。日本導入は?
次期型の行方にヤキモキするファンも注目、幹部が断言する「半端な新型GT-Rは作らない」の中身
【230万円】一長一短ありますが…インプレッサの最安グレード「ST」はアリかナシか?
トヨタ・スバル・マツダが発表した“三者三様”ハイブリッドはいつ・どのモデルに搭載されるのか?
三菱「デリカミニ」と「eKスペース」が一部改良。デリカミニの人気グレードやカラーも公開
【100万円超えオーブンも】超高級家電でキメたレクサス公式「GX」が“ロールス的な世界”に到達
新型「X3」が「1シリーズ」級の未来感で爆誕。超スッキリ×イルミで新世代BMWデザインが完成
【また売れそう】新型「フリード」プロトタイプ試乗 見た目だけじゃなく走りも全方位アップデート
【仲良くしろ!】EV信者×アンチEVのドロ沼論争が今度は“マンションの資産価値”問題に発展