新型「CLS」試乗。元祖ラグジュアリー4ドアクーペは年内に日本へ(修正あり)
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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試乗には最新の3リッター直列6気筒エンジン(M256)を搭載した「メルセデスAMG CLS 53 4マチック+」を選んだ。というのは今回、この他には3リッター直列6気筒ディーゼルエンジン(OM656)を搭載した「CLS 400 d」と「CLS 350 d」の2機種しか用意されていなかったのだ。加えてこのM256エンジンにはクランクシャフト直結のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)が組み込まれ48Vのキネティックエネルギー回収の他に最大で16kW(22馬力)+250Nmのブーストを与える。
このAMG CLS 53の最高出力は320kW(435馬力)、最大トルクは520Nmで、0−100km/hの加速は4.5秒、最高速度は250km/hでリミッター制御される。しかしオプションのAMGドライバーズパッケージを購入すると、トレーニングを受けた後にリミッターを270km/hに引き上げてくれる。
AMGモデルは走らせた瞬間からスポーティなサウンドでドライバーやパッセンジャーを楽しませてくれるが、このニューモデルでは正直、少々心配だった。というのはドイツ(欧州)規制によってOPF(直噴ガソリン向けのPM/粒子状物質フィルター)が装着されていたからである。多孔質のフィルターは当然、排気圧を下げ、音質を変えるので、最近のスポーツカー開発者は頭を抱えているのだ。
しかし、このCLS AMG53では、ほとんど影響の無い澄み切ったバリトンサウンドを響かせていた。面白いことにBMWに似たような音質だった。ちょっと怪しいほどなので、開発担当に「スピーカーで人工音を出していませんか?」と質問したところ、「そんなことはない。サウンド・チューニングには沢山の時間をかけた。当たり前の事だがドライバーの体格、すなわち耳の位置まで考慮したほどです」という答えが返ってきた。ちなみに日本向けにはこの直噴PMフィルターは装備されない。
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