ボディタイプ別売れ筋、レヴォーグが初登場！

軽乗用車：タントがダントツで首位をキープ

　この2カ月、新車マーケット全体の底上げに貢献している軽乗用車部門は台数レベルが高く、首位を守った「ダイハツ タント」は4月より台数はやや減らしたものの1万8000台以上とダントツ。前年同期比でも88.4％増と順調で、手堅い販売で2位に上がってきたロングセラーの「スズキ ワゴンR」との差は5000台以上だ。「デイズ ルークス」の追加で台数を伸ばしてきた「日産 デイズ」もやや息切れ気味で3位にランクダウンし、一時期の勢いが去った「ホンダ N-BOX」は4位をキープする。

　一方で「ダイハツ ミラ」が昨年12月以来のベスト5入りを果たし、6位にも「ダイハツ ムーヴ」が続いているが、この2車は5月に衝突回避自動ブレーキ機構を装備したグレードを新設定。安全性が注目される中で、その効果が出たものと思われる。ちなみに6月はいよいよ新型となった軽オープンスポーツカー「ダイハツ コペン」が登場したが、台数をどこまで伸ばしてくるのか楽しみだ。