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新型Cクラス。完成度高だが3つの点が気になる

ロングホイールベースとエアサスペンション

新型Cクラスの大幅な商品力向上の根底には、前後タイヤの距離を表すホイールベースが80mmも延長されたことがある。

ホイールベースはクルマの車格を大きく左右する要素だ。船で言えば“船そのものの大きさ”だと思えば良い。同じ波を乗り越えるなら、大きい船の方が波の影響を受けずに安定してクルーズできるのは言うまでもない。

路面の凸凹やうねりなどの波を滑らかに安定して乗り越えるために、ホイールベースの長さは船の大きさと同様に大事なのだ。数値で言えば、先代Cクラスのホイールベースが2760mmで、新型Cクラスが2840mm。その数値は、現行Eクラスの2875mmにかなり近づいているので、基本的な走りのテイストが似てくるのは当然だろう。

Eクラスに近づいている要因は他にもある。このクラス初採用のエアサスペンションだ。エアサスペンションとは、通常のバネとは違い、風船のようなモノでクルマの車重を支える方式で、風船を押した時の戻ろうとする反力をバネとして機能する。

金属バネより柔軟に優しく動き出すので、まるで路面が滑らかになったかのごとく、しっとりと上質な乗り味が手に入る。高価ではあるが、その乗り心地の良さから、超高級車に採用されるケースが多い。

新型Cクラスには通常のコイルスプリング(金属バネ)モデルも用意されているが、今回フランスで試乗できたのは全車エアサスペンション(エアサス)装着車だった。新型Cクラスの実力を掴むうえでも両方のサスペンションタイプに乗っておきたかったというのが正直なところで、これが、評価の歯切れが悪くなった第二の理由だ。

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