10月のマーケット概況、プラス成長まであと一歩
掲載 更新 carview!
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10月の外国メーカー車の輸入車販売台数は前年比2.6%減の1万9486台と前年を下回ることとなった。日本メーカー車を含めた輸入車総登録台数で見ると、10月は6.7%減の2万2564台とさらに縮小率は拡大する。
ブランド別では、フォルクスワーゲンが前年比1.1%減の4620台を売り、メルセデスを抜いて3ヶ月ぶりに首位に浮上。8月末に発売された新型「ポロ」が販売の牽引役となった。2位メルセデスは首位の座こそフォルクスワーゲンに譲ったが、前年比9.2%増の4281台と販売は好調を維持している。3位のBMWは前年比15.9%減の2899台とやや元気がない。15.7%増の1987台を売り、3ヶ月連続で前年比2ケタ増の伸びを保っている4位のアウディにじわじわと差を詰められてきている状況だ。
外国メーカー車は10月単月では縮小したが、1-10月の累計は23万2996台で前年の同期比3.8%増とプラスを維持しており、暦年で前年実績を上回るのはほぼ確実。ブランド別に見てもフォルクスワーゲンが5万4657台と前年を3%上回っており、フォルクスワーゲン・グループ・ジャパン史上過去最高を記録した昨年の実績を上回りそうな勢いだ。
またメルセデス11.7%増、アウディ10.2%増とドイツ勢が好調なほか、フィアット14.2%増、ルノー31.1%増、マセラティ226.2%増、ジープ41.1%増、フォード20.9%増などイタリア、フランス、アメリカ勢にも好調ぶりが目立つブランドが出た。
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