21世紀の自動車産業革命に日本はついていけるのか?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
今年最後のコラムになった。皆さんがお読みになるのは新年だと思うが、まずは2016年に起きた想定外の出来事を思い出してみよう。政治的には英国のEU離脱とドナルド・トランプが次期アメリカ大統領に決まったことだろうか。
まあ、英国のEU離脱はなんとなく臭っていただけに想定内かもしれない。英国の田舎に住む人達は、英国が今もかつての植民地帝国であり、英国=EUではないと内心で思っているから、“偉大な英国”の復活を望むのは理解できる。産業で言えば、18~19世紀にかけ第一次産業革命が起きたのも英国だった。
一方、アメリカの大統領選挙は完全に想定外だった。日本で活躍中の自動車ジャーナリストであるボブ・スリーヴァ氏(米国)は「絶対に、絶対に、絶対にトランプ氏が選ばれることはありえない」と明言していたが、予想は見事に外れた。実業家が大統領になるのは好都合だと考える人、アメリカの保護主義を心配する人・・・まさに不安と期待が入り混じって新年を迎えている。生粋の政治家以外の人が大統領になった例といえば、ロナルド・レーガン元大統領がハリウッドスターだった。ドナルドとロナルドの一文字違いは偶然だろうか。そんなアメリカは20世紀初めにフォードが大量生産技術を確立したことで繁栄を手にしている。
18~19世紀が英国の繁栄、20世紀がアメリカの繁栄、21世紀はどこが世界をリードするだろう? ちなみにドイツは「IoT(モノのインターネット)」を使う先進的な「自動車産業インダストリー4.0」を打ち出している。産業革命は300年前に英国から始まったが、今はドイツが第4次産業革命を起こしている最中なのかもしれない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「ポケッタブル高圧洗浄機 PHP-1」がサイン・ハウスから12/6に発売!
スペインで「アウディRS Q8パフォーマンス」を体験! 日常使用への適合性とスポーティな特性を完璧に兼ね備えた一台
日野、路線バス「ブルーリボンZ EV」発売 ハブモーター付きドロップアクスル採用で低床化
フェルスタッペン、6月以来の優勝でポイントリード拡大「17番手から勝つなんて驚いた。マシンが自信を与えてくれた」
トヨタ新型「高級セダン」がスゴイ! “全長5m”級&「レクサス」風デカすぎグリル採用! クラウンとは違う中国で人気な「アバロン」とは?
「技術の日産」を象徴する1台だった! 4代目 JHBY33型「日産・レパード」とは
スズキ初のバッテリーEV「eビターラ」発表!新開発の専用プラットフォームを採用、発売は2025年予定
スズキが初のバッテリーEV「eビターラ」を欧州で初公開。2025年夏ごろから販売開始予定
バレンティーノ・ロッシ、待望のLMDh初ドライブに「ABSがないのがいい」と満悦。好タイムには“秘密”も
【角田裕毅F1第21戦分析】スプリント後のマシン変更で好転。追い抜きは叶わずも「ウエットタイヤの判断はよかった」
ヘッドライトをガッチリ保護!ダートフリークからホンダ CL/レブルシリーズに適合する「ZETA RACING ヘッドライトガード」が登場
懐かしのエンジン音と希少車体験…昭和レトロカー万博2024 11月30日
4WD化&ターボエンジン搭載のガチGT-Four仕様! 北米トヨタが「GR86 ラリーレガシーコンセプト」発表
【トヨタ版の噂も】スズキ初のBEV「eビターラ」は多面体ボディと先進内装でBEV市場を席捲するか
あの「250」のオープンが想像以上にゴツカワ! トヨタが本気を出した「ランクルROX」の大量画像
【かっこいいぞ…】アウディ新型「A5」&「S5」公開! 実質A4の後継モデルはファストバックの5ドアとワゴンを設定
現行マツダ唯一のロータリーエンジン搭載モデル「MX-30」がマイナーチェンジ 価格は293万円から
レクサスの歴史的象徴「LS」が売れない3大要因と、次期型が“ふつうのセダン”にならない理由
“50位圏外”でスランプ続く「CX-60」。モデル末期「CX-5」と総合力ではどちらを買うべき?
白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!