日産がユーザーの声を反映したSUVコンセプトカーを披露。高いオフロード性能を実現

北米日産は、18日に米アリゾナ州で開幕したオフロードイベント「オーバーランド・エキスポ・ウェスト」において、コンセプトモデル「マウンテンパトロール」の実車を披露した。

昨年同イベントでデビューした「プロジェクト・ベースキャンプ」に続き、日産が製作したマウンテンパトロール。こちらはフルサイズSUV「アルマーダ」をベースに、数々のスペシャル装備を奢ったモデルとなる。日産は4月にソーシャルメディアを通じて、ユーザーに同コンセプトカーの最終仕様を決定するアンケートを実施。今回披露されたのは、その投票結果を反映したモデルとなる。

エクステリアは、ボディのラッピングをはじめ、ホイールデザイン、ルーフトップテントなどの仕様決定がユーザーに委ねられた。結果、完成したのはご覧の通り、冒険心をかき立てる外装が完成した。

ドライブトレーンはラフロードの走破性能に定評あるアルマーダ譲り。これにヘビーデューティーサスペンションや高地用エグゾーストシステムなどを追加することで、さらなるブラッシュアップを図っている。

さらに前後バンパーには堅牢なスチール製ガードを装備し、スタックした際は強力なウインチにより脱出を図ることが可能。ルーフにマウントされたテントは4名の収容が可能で、追加の補助テントや寝袋も搭載している。

なおマウンテンパトロールに市販の予定はないようだが、イベント終了後は、米国各地での展示が予定されているとのことだ。

※無音映像です