ヤリスクロス効果でSUVが登録車最大の市場に【ボディタイプ別売れ筋・9月】

SUV／クロスオーバー：ヤリスクロスが3位に浮上

SUV／クロスオーバー部門の登録車数は、7万2587台で前月から3万台近く増加。登録車全体に占めるシェアは4.6ポイント増の33.0％へと拡大し、コンパクト／ハッチバック部門を抜いて最多となった。「トヨタ ヤリスクロス」の登場が大きく貢献した。ヤリスクロスにとって初月となる9月の登録台数は6740台で、ランキング3位につけた。

首位は前月比39.3％増の1万3077台を登録した「トヨタ ライズ」。首位はこれで11ヶ月連続だ。2位には6月の発売以降、好調の「トヨタ ハリアー」が入った。登録台数は8979台。ハリアーは受注に対して供給が追いつかない人気ぶりで、通常よりも納車に時間を要する模様だ。

3位の「トヨタ ヤリス」は登録が進む10月以降はさらに台数を伸ばしてくる見通し。ちなみにヤリスシリーズ全体に占めるヤリスクロスの比率は31.5％だった。

4位は「トヨタ RAV4」、5位は「トヨタ C-HR」と続き、セダン市場同様、トップ5をトヨタ車が独占した。