SLC、シティ、次期SL… ベンツ怒涛の新車攻勢
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
9月のフランクフルトショー開幕前夜、ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は「2020年までにプレミアムカー・メーカーとして販売台数でナンバーワンになる」と予告。そして、「2015年までに10車種のニューモデルを全てのクラスに投入する」と公表したのである。
この背景には、メルセデス・ベンツがこのところBMWに水を開けられているという現状がある。実際、2011年1~8月の販売台数は、BMWの107万1303台に対してメルセデス・ベンツは86万7379台と後塵を拝している。
ところが、昨年スタートしたルノー・日産アライアンスとの協力関係により、共通部品化、またエンジン共有などニューモデル開発の可能性が広がり、メルセデス・ベンツはライバル迎撃態勢に入ったのだ。また当然のことながら2020年までには、さらに多くのニューモデルが登場するという。
2015年までに登場する10車種のうち最大の注目モデルが、コンパクト・スポーツクーペの「メルセデス・ベンツ SLC」だ。SLCは、SLS AMGのプラットフォームをベースにコンパクトに仕立てたアルミスペースフレームを採用するFRクーペ。全長はSLSより20cmほど短い4.4m程度になるといわれている。ちなみにドアは残念ながらガルウイングではない。
パワーユニットはV6とV8が用意され、最高出力が300~600ps、最大トルクは360~550Nmになるという。7速デュアルクラッチ式トランスミッションをトランスアクスル配置。車輌開発はAMGが担当するようだ。
発売は2014年になる見込み。気になる価格は9万ユーロ(約918万円)以下に抑え、ポルシェ911の対抗馬として売り出す計画だと言われている。
このほかにも、ルノー製プラットフォームを使用した「シティ」と呼ばれるメルセデス・ベンツのコンパクトカーや、350psの4気筒ターボ・ユニットを搭載したAクラス初のAMGバージョン(2013年デビュー予定)、AクラスをベースにしたコンパクトSUVのメルセデス・ベンツGLC(2014年デビュー予定)といったモデルも登場する。
さらに、2013年にはフラッグシップ・セダンのSクラスがフルモデルチェンジ。新開発のサスペンションシステムを採用するといわれている次期Sクラスは、なんと3種類のホイールベースが用意されるという噂だ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
各メーカーの脳みその中がのぞけちゃう!? 日本4大バイクメーカーブースで見つけた注目モデルとは【東京MCS2025】
アストンマーティンでの「新たな挑戦」を歓迎するドルディ。スパ24時間の勝利は大きな転機に
【GASGAS】スーパーモタード SM700 が19.8万円お得に!「バイクライフ応援キャンペーン」を4/19より実施
【インド】スズキ“新型コンパクトセダン”「ツアーS」に反響集まる! 「“リッター26キロ”の低燃費がイイ」「コスパが魅力的」の声も! 日本円で“約113万円”な全長4m以下ボディד5速MT”のシンプルモデルに注目!
光岡自動車、「SPRING EVENT 2025」を山梨で開催…『ガリュー』や『ビュート ストーリー』展示
新しいボルボS90登場。北欧製高級セダンの進化とは──GQ新着カー
軽自動車の王者、ホンダ「N-BOX」が初めての一部改良を実施。新色の2トーンはモダンでオシャレ!
ホンダ「オデッセイ“SUV”」がスゴかった! “専用サス”×超「豪華インテリア」採用? ゴツいタイヤも超カッコいい斬新ミニバン「クロスクルーザー」コンセプトに注目!
魂を揺さぶる…トヨタ『スープラA90』Final Edition[詳細画像]
東京~千葉をつなぐ新ルート「新湾岸道路」が誕生? 完成したらどうなるのか【いま気になる道路計画】
BYDのシーライオン7が販売開始。装備充実、なのに割安感がハンパない!
マクラーレンのハイパーカー計画に「すごく興奮」。元LMP2王者サム・バードが興味を示す
“クラウンのSUV化”は本当に成功だったのか? 「エステート」の売れ行きと“前年割れ”の理由
【オーナーの評価】人気SUV「カローラクロス」は燃費と走りの満足度高め。気になるところは?
「アルファード」は「残価ローン」がないと売れなくなる? 法人が「現金一括」を好む意外な理由も
【大谷翔平選手のCMでも話題】オールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」は「ロードスター」にも“アリ”な選択だった
【クラウン顔を採用?】次期「カローラ」は新エンジンでかなりスポーティ。PHEVも設定し26年以降登場か
【街の遊撃手】路面が悪いとジャジャ馬になる? 巨匠がデザインした2代目いすゞ「ジェミニ」は愛すべきFF車だった
待望の“安っぽくない”ステップワゴン「エアーEX」5月登場。330万円までなら“買い”な理由
日産、売るクルマがない問題…いや、あるぞ! 大型SUV「パトロール」導入のウワサ。国内生産&関税対策で一石二鳥
新型「フォレスター」公開に大反響。デザイン好評&ストロングHVに期待も…旧オーナーから不評な点とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!