車の走行距離の限界はどのくらいなのか?長く乗るためのポイントを解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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車は、部品を交換したり修理したりすることで、長く使い続けることができます。しかし、その期間にも限りがあるのは事実です。生産年数が経つほど、部品の在庫は減少し、修理代の高騰や性能の低下が目立ってくるでしょう。
そのため、修理ではなく、買い換えを検討することも可能です。費用や性能面などを比較して、修理・買い換えのどちらがお得か決めましょう。
走行距離を超えている車でも、故障の程度によっては修理をすれば再び乗れるようになる可能性もあります。乗り続ける場合には、早めに修理業者に相談し、まずは修理費の見積もりを出しましょう。
しかし走行距離が限界を超えているような車の場合は、修理に必要な部品がない場合や技術的に修理が難しい場合も多くあります。
また、故障してから修理を依頼するとレッカー費用が必要になったり修理費が高額になったりする可能性も高いため、故障する前に早めに対策をしておくことがおすすめです。事前に先述したような部品の交換やメンテナンスをしっかりと行っていれば、故障のリスクを下げることができるでしょう。
走行距離が20万kmを超える車の場合、廃車買取業者に依頼するのも1つの手です。廃車買取業者であれば、すでに動かない車や故障した車であっても、無料で引き取りと廃車手続きを行ってくれます。中古車買取店やディーラーに依頼した場合は高確率で手数料やレッカー料がかかるため、廃車買取業者に頼んだ方がお得と言えるでしょう。
また、廃車にコストがかからないだけでなく、中古車買取点やディーラーの下取りでは価格がつかなかった車でても、買取価格がつく可能性がある点もメリットです。
しかし、走行距離が長くなればなるほど買取価格は下がる傾向があるため、走行距離が20万kmを超える車の場合、高値買取は難しいと予想できます。
人気車種や状態が良く走行に問題がない車であれば、走行距離が20万kmを超えていても中古車買取で査定額がつく可能性があります。
中古車買取の場合、店舗や業者によっても買取価格は変わるため、複数の業者に見積もりを出し条件が良い業者を選びましょう。一つの業者では査定額がつかなかった場合でも、複数比較することで買取可能な業者が見つかるかもしれません。
買取業者へ見積もりに出す際には、定期点検の整備記録なども用意しておくとおすすめです。修理履歴やメンテナンス履歴などの車の状態の良さをアピールできるものがあると、査定価格が上がる可能性が高くなります。
ディーラーで下取りしてもらう方法もありますが、この方法はあまりおすすめできません。ディーラーは一般的に新車販売をメインとしているため、中古車としての市場価値をきちんと反映した査定が行われないためです。
特に、走行距離が20万km以上の車は、査定額がつかないことがほとんどとされています。加えて、引き取りを断られたり、処分費用を請求されたりすることも珍しくありません。
中古車買取業者などをわざわざ探したり応対したりする手間がかからないことはメリットですが、20万km未満の車以外はディーラーで下取りしないようにしましょう。
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