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ミニバン市場が拡大。激戦を制したモデルは?【ボディタイプ別売れ筋・2月】

ミニバン:激戦市場を制したのはセレナ

ミニバン市場は、前月から市場シェアが1.9ポイント拡大し、全体で6万6437台に達した。特定モデルが台数を稼いでいるのではなく、全体に好調といえる状況で、販売上位モデルのほとんどが前月から2ケタ増を達成している。

そうしたなか、首位に立ったのは「日産 セレナ」。登録台数は前月比33%増の1万0408台と健闘した。セレナの首位獲得は2ヶ月連続で、さらに3月には電動駆動モデル「e-POWER」の登場が控えている。こうなるとさらなる台数の積み上げが見込まれそうだ。

2位「トヨタ シエンタ」とその最大のライバルで3位に入った「ホンダ フリード」はいずれも前月から大きく伸びて順位を上げた。 その勢いに押されて「トヨタ ヴォクシー」は2位から4位に転落。これに5位「ホンダ ステップワゴン」が続いた。

ここに名前が挙がった販売上位モデルは、いずれも自動ブレーキをはじめとする予防安全装備を備えており、セレナやステップワゴンはさらにステアリング支援機能の設定もある。こうした安全装備の充実がファミリー層の多いミニバン購入層にとって、クルマ選びの上位項目に挙がっているとみられる。

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