いま狙うべき最新PND 実走テスト“夏の陣”
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:小林 俊樹
渋滞などの交通状況は日々異なるものなので、このテストだけで優劣を決めるというわけではない。ただ今回とは別に3台をテストした印象では、やはり通信というものはこれからマストになるという点を改めて感じたのである。通信自体は渋滞情報だけではなく、ガソリンスタンドの価格情報やコインパーキングなどの満空情報をリアルタイムに取得できるメリットがある。エアーナビもカーナビタイムもこの部分に高いアドバンテージを持っているのである。
さて、この通信を使ったサービスだが、通信費というのが購入時のネックになるという声も聞く。カーナビタイムの場合、月額525円の低額で使い放題というのは魅力的だ。ただ使い放題ではあるがこの金額で使うためには2年間の契約(携帯電話に似ています)が必要だ。つまり通信契約を結ばなければカーナビタイムを使うことはできないのである。
一方エアーナビは同じ定額制でも使わなかった月は105円、最大でも2079円となる。価格なりのメリットは十分あるがそれでも通信は使わない、というユーザーのためにもエアーナビには同社のHDDカーナビで採用している渋滞予測データ(約33万km)を収録、これが効いてくるのである。もちろん今回テストした『AVIC-T99』と『AVIC-T77』にはFM-VICSも搭載しているので、これでエアーナビの良さを体感、使い込んでいく中で通信契約をするというステップアップもアリだと思う(筆者としてはスマートループが絶対オススメなんですけどね)。またこの渋滞予測データだが、前述した半年に1度の「全データ更新」の際に最新データに書き換わるとのこと。このような部分でも常に鮮度を重視したエアーナビの良さが際立つ。
この他にもいよいよ完全な地デジ化を受け、3台ともワンセグを搭載しているが、機能としてはゴリラは受信感度だけでなく、地デジ番組の録画予約や再生にも対応。さらにバッテリーを内蔵している点もこれまた3台とも共通だが、ゴリラだけは別売のバッテリーを購入することで長時間作動と歩行ナビとしても使えるなど、AV機能等が充実している点は魅力的だ。
今回のテストでは特にカーナビの“本質”をチェックしたが、一番最初に述べた「通信・大画面&大容量・高精度」をもっとも高い次元で成立しているのはエアーナビであった。ゴリラも確かに魅力的ではあるが、自分で購入するならエアーナビを選ぶ。特に今回ラインナップに加わった7型モデルは、地図画面とドライバーの目との距離があるミニバンなどにもピッタリである。
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