カローラクロスの納期を早めたい。納期の状況や早めるポイント【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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トヨタ カローラクロスは、日常で使いやすいカローラシリーズのコンパクトSUVモデルです。しかし現在、カローラクロスの納期遅れが発生しています。カローラクロスの納期はどの程度か、また納期を早める方法はあるのでしょうか。
この記事では、カローラクロスの魅力と納期の状況、納期の短縮方法やライバル車も含めた価格情報を紹介します。「カローラクロスの納期が気になっている」または「カローラクロスや似たタイプの車を早く手に入れたい」といった方の疑問も解決するでしょう。
目次
新型コロナウイルス感染症や世界的な半導体部品不足により、カローラクロスに限らず多くの車種の納期が遅れています。購入を予定している場合は納車までのライフプランを立てるためにも、具体的な期間の把握をしておくと良いでしょう。
まずここで、2023年1月時点におけるカローラクロスの納期の現状を解説します。
2023年1月時点のトヨタ公式の情報によると、カローラクロスの納期は明記されておらず「販売店にお問い合わせください」と表記されています。2022年7月時点では、ガソリン車で6か月でした。
また、これはメーカーの工場出荷時期の目安です。車は工場出荷後、販売店に輸送され納車の準備を行います。ガソリン車に関しても購入者の手元に渡るには、さらに時間がかかるかもしれません。
部品の調達ができなければ、注文に対して生産が間に合いません。そのため納期が遅れるだけでなく、受注自体を停止する車種もあります。
カローラクロスのハイブリッド車もそのひとつです。これには2023年の一部改良が影響しているとも考えられます。ここで受注を停止し生産状況を整えておかなければ、改良後の販売時期に支障が出るためです。
カローラクロスは納期が遅れているにもかかわらず、選ぶ方は後を絶たない車種となっています。カローラシリーズは2022年前期の新車登録台数第2位を勝ち取っており、6か月間の新車登録台数は7万台を超える統計結果となりました。
そのため、カローラクロスの購入を検討される際は、魅力への理解を深めておくと良いでしょう。ここで、カローラクロスの主な魅力とユーザーの口コミを見てみましょう。
カローラクロスのエクステリアは、SUVらしいたくましさと都会的な上質さを兼ね備えたデザインです。日常のドライブをよりアクティブに楽しませてくれます。インテリアは、カジュアルさと上質さのバランスに優れたデザインです。
内装カラーは、グレード問わず上質なブラックで統一されています。一方、ボディカラーはスタイリッシュなブラック・ホワイト系カラー、鮮やかなレッドカラーや深みのあるブルーカラーなどの全8色から選択可能です。それぞれメタリック加工やパール加工が施されています。
カローラクロスは、トヨタセーフティセンス(TSS)が全車標準装備です。車間距離を一定に保つ「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、車線の中央を走るようにハンドル操作をサポートする「レーントレーシングアシスト」は、ドライバーの負担を軽減してくれます。
衝突を防ぐ、衝突時に身を守る機能・装備も万全です。カメラとレーダーで危険を検知した時に作動する「衝突被害軽減ブレーキ」、シフト操作やペダルの踏み間違い時にエンジン出力とブレーキを制御する「ドライブスタートコントロール」「パーキングサポートブレーキ」、万一の衝突時に乗員の身体を守る合計7つの「SRSエアバッグ」など、最新の安全性能もカローラクロスの魅力です。
カローラクロスのガソリン車は1.8L 直列4気筒エンジン、ハイブリッド車は1.8L 直列4気筒エンジン+モーターを搭載しています。
以下、それぞれの燃費数値です。ハイブリッド車の燃費は、ガソリン車を大きく上回ります。維持費を節約できる点がハイブリッドの大きなメリットです。
WLTCモード燃費 | 左同 |
---|---|
ガソリン | 14.4km/L |
ハイブリッド | 24.2km/L~26.2km/L |
(2023年1月時点の情報です)
ユーザーの口コミを見れば、車の実際の使用感をイメージできます。みんカラのカローラクロスに関する口コミを見ると『ハイブリッドE-Fourのカタログ燃費は24.2km/Lくらいだったと思うが、平地なら扱い次第で余裕で超える。』と、燃費性能が評価されていました。
他にも『静粛性と乗り心地が大衆車イメージのカローラシリーズとは思えないくらい良くできている。』『視界が高く車のサイズのわりに運転がしやすい。』など、ガソリン・ハイブリッドともに快適な乗り心地が評価されています。
燃費性能や乗り心地は、使用するほどにメリットを実感するポイントです。カローラクロスは通勤や買い物などの日常使いに適した車だと分かります。
車検の有効期限や仕事の関係で、早急に新たな車の用意が必要な方もいるのではないでしょうか。このようなケースでは、魅力が豊富な車だとしても納期の都合で購入が見送りになってしまうことも考えられます。そこでカローラクロスの納期を早めるポイントを紹介します。
人気のカラーやグレードを選択すれば、納期が早まる可能性があります。販売店は人気のモデルを優先的に発注するためです。生産ラインが活発であれば、納期の目安よりも早く手に入れられます。
カローラクロスであればグレードは「Z」や「HYBRID Z」が、カラーは定番色であるホワイト系・ブラック系が狙い目です。人気モデルに確信が持てなければ、販売店に聞いてみましょう。
カローラクロスのような人気モデルは、高い確率でキャンセル車が出ます。販売店にとってキャンセル車は、早く売りたい在庫です。キャンセルが出たら連絡してもらえるように、事前に「キャンセル車でも買いたい」という旨を販売店に伝えておきましょう。
小まめに販売店に足を運ぶ、連絡するなども、キャンセル車を入手するために有効な手段です。
中古車であれば、新車ほど納期に時間はかかりません。また、中古車は新車よりも安く購入できるというメリットもあります。カローラクロスの場合、価格にどれほどの価格差があるのでしょうか。2023年1月時点の新車価格と中古車相場を紹介します。
以下は、カローラクロスのグレードごとの新車価格です。ガソリン車の駆動方式は2WDのみ、ハイブリッドは2WDと4WDが用意されています。
HYBRID Z | 2WD:299万円 / 4WD:319万9,000円 |
---|---|
HYBRID S | 2WD:275万円 / 4WD:295万9,000円 |
HYBRID G | 2WD:259万円 / 4WD:279万9,000円 |
Z | 264万円 |
S | 240万円 |
G | 224万円 |
G“X” | 199万9,000円 |
(2023年1月時点の情報です)
カローラクロスの中古車価格帯は以下のとおりです。カローラクロスは2021年9月に誕生した新しいモデルのため、中古価格は大きく下がっていません。
しかし、そのぶん品質の良い車を新車よりも安く購入できます。納期を短縮できる点も大きなメリットです。
中古車価格帯 | 左同 |
---|---|
ガソリン | 199万9,000円~380万2,000円 |
ハイブリッド | 244万2,000円~449万円 |
(2023年1月時点の情報です)
カローラクロスの納期が待てない方には、他の車種を購入するという手もあります。ここでカローラクロスのライバル車を5つ見てみましょう。それぞれの簡単な特徴と価格情報を紹介します。いずれも魅力的なSUVのため、選択肢のひとつとして参考にしてください。
トヨタ ヤリスクロスは、スタイリッシュかつ力強いスタイルのコンパクトSUVです。オフロードの走破性も十分なガソリン車と、スムーズで安定した走りを実現したハイブリッド車が用意されています。
ガソリン車は17.4km/L~20.2km/L、ハイブリッド車は26.0km/L~30.8km/Lと、優れた燃費性能(WLTCモード)も魅力です。ヤリスクロスの新車価格帯と中古車相場は以下となります。
新車価格 | 189万6,000円~293万6,000円 |
---|---|
中古車相場 | 159万9,000円~404万8,000円 |
(2023年1月時点の情報です)
トヨタ RAV4は、オフロードを想定した力強くタフなスタイルのSUVです。フロントマスクは、よりオフロード感の強いデザインと都会的なデザインの2種類を設定しています。
一部グレードには、世界で初めて「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が採用されました。前後トルクと後輪左右のトルクを独立で制御し、高い走破性と安定性を実現しています。新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 | 293万8,000円~563万3,000円 |
---|---|
中古車相場 | 208万9,000円~564万2,000円 |
(2023年1月時点の情報です)
ホンダ ヴェゼルは、美しいクーペフォルムとSUVとしての力強さの両方を取り入れたモデルです。
ガソリン車の他に「e:HEV」モデルが設定されています。e:HEVとは、ホンダの次世代2モーターハイブリッドシステムです。走り出しから高速走行まで、静粛性に優れたシームレスな次世代の走りを体感できます。新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 | 227万9,200円~329万8,900円 |
---|---|
中古車相場 | 189万9,000円~445万円 |
(2023年1月時点の情報です)
スバル XVのデザインには、塊感と躍動感を融合した新しいデザインフィロソフィーを取り入れています。都会の街並みに映える洗練されたデザインでありながら個性もある唯一無二のSUVです。
ガソリン車の他に「e-BOXER」モデルを選択でき、e-BOXERは水平対向エンジンと電動技術を兼ね備えています。安定かつ軽快な新感覚の走りが魅力です。以下から価格情報をご確認ください。
新車価格 | 220万円~295万9,000円 |
---|---|
中古車相場 | 114万6,000円~368万円 |
(2023年1月時点の情報です)
日産 キックス e-POWERは、アクティブで精悍なスタイルのSUVです。e-POWER専用車となります。e-POWERとは、ガソリンエンジンを発電のみに使用し、100%電気モーターで走るパワートレインです。
まるで電気自動車のようなレスポンスと加速性、静粛性を体感できます。新車価格と中古車相場は以下のとおりです。
新車価格 | 279万8,400円~344万8,500円 |
---|---|
中古車相場 | 193万円~324万7,000円 |
(2023年1月時点の情報です)
カローラクロスは、上質なデザインやハイブリッドの燃費性能、トヨタセーフティセンスによる安全性能など、豊富な魅力を備えています。納期が遅れていたとしても購入する価値のある車です。しかし、先行きの見えない納期を待てない方もいるかもしれません。
人気のグレード・カラーの選択、キャンセル車の購入など、納期を短縮する術もいくつかあります。それでも解決しない場合は、ぜひ中古車やライバル車まで選択肢を広げてみましょう。
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