自動車業界にも影響が広がる新型コロナウイルス。この経験は今後の「世界」をどう変えてしまうのか?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
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死に至ることもあるその感染症自体はもちろんのこと、経済活動というか、それを超えた「人間活動」も脅威にさらされるというのがCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の恐ろしいところだ。
筆者が属している自動車メディア業界も例外ではない。各メーカーやインポーターが予定していた新型車試乗会は軒並み中止となり、海の向こうではジュネーブ国際モーターショー2020も開催中止に。
筆者個人は「非公認もぐり業者」みたいなものであるため、新型車試乗会やショーの中止の影響は今のところ特に受けていない。だが新型車のレポート執筆を主たる生業としている公認業者各位は商売あがったりであろうし、この影響は近いうちに巡り巡って、もぐり業者である筆者のもとにも訪れるはずだ。
まあ当座はウイルスに対してもビジネスについても、粛々と地味に対応していくほかない。だが問題は、「いつまで我々は粛々と地味にしていればいいのか?」ということだ。
医学および疫学に完全ド素人な筆者からうかつなことを言うわけにもいかないのだが、「おそらく、ずっとこんな感じの日常が続くんじゃないでしょうか?」というのが筆者の見立てだ。
つまり、ビフォーCOVID-19とアフターCOVID-19とで「世界」は大きく変わってしまった――ということだ。
例えばの話。
仮に近い未来、COVID-19が完全に抑え込まれたりワクチンが開発されたとして、その後に開催される「飲み会」あるいは「食事会」に、あなたは心から参加したいと願うだろうか? もちろん個人差が大きいところだろうが、筆者の場合は「心から参加したい!」とはあまり思わないはずだ。
なぜならば、仮にCOVID-19問題が完全解決したとしても、「COVID-20(という名称になるかどうかはさておき)」がいつどこで発生するかは、誰にもわからないからだ。
そしてひとたびCOVID-20的なるものが知らないうちに発生していた場合には、狭めの室内空間で多数の人間が会話を楽しみながら飲食をする(=飲み会や食事会)というのは、公衆衛生の観点からは歓迎されざる行動であることが、今回の騒ぎでわかってしまったからだ。
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