自動運転CMで総ツッコミの日産。ノートe-POWER動画にもモヤモヤするワケは?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹
車社会にまつわるモロモロのため、わたしの血圧は今日もまた微上昇を記録した。日産自動車が配信している「【信号大国ニッポン×NOTE e-POWER】乱暴な同乗者!? その理由は…?」という広告動画を見てしまったからだ。
動画の内容はこうだ。
30代ぐらいの男性が何らかの車を運転している。助手席には、恋人か配偶者かは不明だが妙齢の女性。信号が赤になったのだろうか、男性ドライバーはブレーキペダルを踏み、車を停止させる。するとなぜか、助手席の女性が男性の頬をパチンと叩く。冷酷な表情で。
場面が変わる。ドライバーは40代ぐらいだろうか? これまた男性で、助手席にはおそらく彼の娘さんと思しき高校生風のお嬢さんが座っている。で、展開は同じだ。40代男性が赤信号のため車を停止させると、停止後、助手席の娘さんが男性の頬を叩く。これまた冷酷きわまりない表情で。
さらに場面が変わると、今度は20代ぐらいの3人連れだ。運転席に男性が座り、その他のシートには彼と同年代の女性および男性が座っている。これも、展開は同じ。ただし違うのは、女性が頬を叩くシーンは映されずに画面が暗転すること。そして以下の文言が流れる。
「イタい停車、していませんか?」
「乱暴な停車のたびに、実はドライバーは同乗者に予期せぬダメージを与えていたのです。これが“信号大国ニッポン”の現実」
つまり赤信号のため車を停止させる際、多くの同乗者の首や身体は前方にカックンとなってしまっており、痛いと感じていますよ。そして乱暴な運転をするドライバーに対して怒りも覚えていますよ……と言っている。
そして動画は続く。前述のシーンに登場した男性ドライバーたちが先ほどと同じパッセンジャーを乗せているが、今度運転している車はノートe-POWERだ。
「けれど、NOTE e-POWERなら……アクセルペダルを緩めるだけでスムーズに停車。ドライバーはもちろん、同乗者まで気持ちの良いドライブへ」
全員が楽しそうだ。幸せそうである。赤信号で停止させてもビンタを食らうドライバーはいない。そして最後に、キメのセリフが流れる。
「日本の運転を、もっと楽しく。電気自動車のまったく新しいカタチ、NOTE e-POWER」
この広告動画を見ての、筆者の率直な感想はこうだ。
「乱暴なのはドライバーにビンタを食らわしている同乗者ではなく、日産自動車株式会社のほうなのではないか?」
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
中国自動車業界における歴史的一歩! テインサスペンションの純正採用が実現
マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
過酷すぎる走行テストを経て「ディフェンダー・オクタ」7月3日発表へ!プレビューイベントも開催予定
新型「ミニ・エースマン」世界初公開! 第3の“新世代ミニ”は 全長4.1mの電動5ドア・クロスオーバーで登場
マツダが新型“最上級セダン”「EZ-6」世界初公開! 光るグリル&半円4連テール&超豪華内装がカッコイイ! 斬新すぎる「マツダ6後継機!?」中国に誕生
そろそろTシャツの季節! ホンダファンにはたまらん歴代シビックのイラストTシャツはいかが?
ガソリン代が高いからって寒いのをガマンしても得なし! クルマのエアコン「暖房オフ」は燃費にほぼ効果がなかった
使い勝手の良さを兼ね備えたアーバンSUV! ホンダ「ヴェゼル」がマイナーチェンジ
国産車初の電動メタルトップは駄作? なんで窓枠が残るのよ! 世にも不思議な[ソアラエアロキャビン]は今が底値!
ヒョンデの高性能EV『アイオニック5N』が日本上陸! 特別仕様車の予約開始
「えっ?」メルセデス・ベンツの最新「Gクラス」は4モーターで“戦車みたいな旋回”を実現!? 実車との初対面で実感!「G580EQ」はすべてが驚異的
ホンダが「新型SUV」正式発売! “SUV×セダン”融合させたデザイン採用!? ヴェゼルと違う「e:N」、中国に
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト