初代ソアラに300万円が付く80年代セミクラシックブームが起きていた
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ
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そうでなくともクラシックカーは高値でないと大事にされません。消え去ります。例えば60年代のハコスカ「GT-R」、上物は平気で1000万円以上、ヘタすると2000万円しますが、それは希少性とメンテ代と時間にお金を払っているわけです。というか逆に高くないと持っているオーナーはお金をかける気になれなくなります。たとえ売る気がなくとも。
いざとなればいい値段で売れるし、なによりも価値を認めてくれる証拠。だからこそ安心して屋根付き保管し、日々磨いたりメンテするわけじゃないですか。
その点、もったいないのは80年代の名車です。「ソアラ」「セリカXX」「プレリュード」「CR-X」「セドグロ」「シーマ」「スカイライン」…定義は難しいですが、その時代に思春期を過ごした40~50代は、今でも欲しい! どころか今こそ欲しい!! と思うはず。
ただ、安いとなにかあった時に放置されたり、ツブされるのです。事実、2009年のエコカー補助金の時は、新車のプリウスを買うために、資金としてガンガン、ソアラやプレリュードがツブされました(※一定年数が経過した古い車のスクラップを条件に、国が買い替え補助金を出し、買い替え需要を後押しした)。たかが25万円の補助金のためにまだ乗れる昭和の名車が消え去ったのです。
そうでなくても今の悪評高い登録13年超車の自動車税の重課(税負担を割り増しする制度)で古いクルマは持ってるだけで気が重くなります。税金も問題ですが、ちゃんと価値を評価し、「名車」として根付かせる努力が必要なのです。某紙で連載中の「クルマバカ列伝」でも「F31レパード」など80年代の名国産車を愛する人は増えています。
ってなわけで不肖小沢、初代ソアラ300万円は安い! とすら思います。この意見にご賛同いただける方は、ぜひ清き一票を。
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