バブルの申し子2代目ソアラのエアロキャビンも今ではすっかりアクが抜けていい人オーラぷんぷん
掲載 更新 carview! 写真:編集部
掲載 更新 carview! 写真:編集部
今年も幕張メッセで開催されたヘリテージカーの祭典「オートモビルカウンシル」の取材に行ってきました。ネオクラ(ネオ・クラシック)な展示が注目された今回の同イベントにおいて、「Neo Classic 80’s」という、ど直球な展示テーマを掲げていたのがトヨタのブースです。
目玉がスープラなのはわかるのですが、ここはちょっとへそ曲がり気味に、「ソアラ」をご紹介していこうと思います。展示されていたソアラは、1986年に登場してバブル景気に乗って大ヒットした2代目のMZ20型。しかも、500台限定で1989年に発売された、レアな格納式メタルトップ搭載の「エアロキャビン」仕様となります。
メタルトップ格納のためいさぎよく後席を廃して2人乗りとなっていて、その分、短くなったキャビンスペースと、人が何人か寝られそうなくらいに長くなったリアデッキの組み合わせで、特徴的なサイドビューとなっています。
メタルトップの開閉方法は、いたってシンプル。トランクの上蓋が後ろヒンジで立ち上がり、その空いたスペースに、リアガラスの下端を支点にして、ルーフとリアガラスが2つ折りになって折りたたまれます。
YouTubeで「ソアラ エアロキャビン」で検索すると、その開閉模様が見られると思いますが、今の感覚だと「あれ?スロー再生かな?」と思うほど、のんびりしていて、スマホのストップウォッチで計測してみると、おおよそ35~40秒ほどかかっているようでした。
ちなみに同じように2代後のソアラ、のちのレクサス SC430のメタルトップの開閉時間を計測してみると、20~25秒ほどで、その世代間の15年ほどの進化を見て取ることができました。
ところで、ソアラのオープンというと、陽気なヤンキー漫画の金字塔、「シャコタン☆ブギ」で、チェーンソーで屋根をぶった切られてオープンになったソアラが、走行中に車体真ん中からボッキリ折れるというエピソードがあったような気がしましたが、覚えている方、いらっしゃるでしょうか?
とまぁ、それはそれとして、バブル経済が始まったと言われる1986年に販売が開始され、バブル崩壊が起こった1991年に時を同じくして販売終了となった2代目ソアラ。まさに“バブルの申し子”、ジ・エイティーズと言えるのではないでしょうか。
【 トヨタ ソアラのその他の情報 】
トヨタ ソアラ エアロキャビンの中古車一覧
トヨタ ソアラ エアロキャビンのカタログ情報
トヨタ ソアラの買取相場
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ホンダ新「3ドアハッチバック」初公開! 「シティ再来!?」で注目! “大理石デザイン”採用の斬新モデル! 欧州に登場
ヒョンデの最新「ハイパフォーマンスモデル」6月5日発売! 見た目も中身もスゴい「IONIQ 5N」とは?
トヨタディーラーでスノーピークが買えるとは! ガチな品揃えはもはやスノーピークストアじゃないの!
スズキ「アドレス125」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
宮田莉朋が午後トップタイムを記録。総合首位はレッドブル育成マルティ/FIA F2バルセロナテスト2日目
「全然効果ない」「やってよかった」 ボディコーティングの“口コミ評価”が真っ二つに分かれる理由
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
スズキソリオの「とりあえずこれ買っておけば間違いない」感じがすごい
210センチの広いフラットスペースが自慢! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
インディカー開幕戦で違反が発覚。勝者ニューガーデン含むペンスキー勢が失格、オワードが繰り上がりウイナーに
WR-V・トライトンが売れるなら……もう1回どうだ[バレーノ]!! 再上陸ならスポーツ全フリのスイスポ兄貴分的存在でいかが!?!?
フェラーリF1、HPとの複数年のタイトルパートナー契約締結を発表。チーム名が『スクーデリア・フェラーリHP』に
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身