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コラム 2017.3.24 レポート:島下 泰久

最新パワートレイン事情まとめ。未来の主役はどれだ?

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CX-5(写真:マツダ株式会社)

ディーゼル:経済性がメリットも今後の課題はコスト

日本にはディーゼル乗用車の選択肢がほとんど無い。そう言っていたのは、ほんの数年前のことだ。しかし今や、ディーゼルは完全に市民権を取り戻したと言っていいだろう。たとえばマツダ車などは、むしろディーゼルの方が主体になっているぐらいなのである。

 

そもそもディーゼル復権のきっかけとなったのは、メルセデス・ベンツによるクリーンディーゼル乗用車の導入だった。そして、その世界を一気に拡大したのがBMW。当時のトップの「ヨーロッパで大いに支持されている素晴らしい技術を、日本にも紹介しないのはおかしい」という鶴の一声で導入へと進み、それが大成功となった。そして今やボルボ、プジョー、シトロエンといったブランドもディーゼルを主軸として展開するに至っている。ヨーロッパでの実績があるだけに、いざやると決まると輸入車の勢いは凄まじいものがあった。

ディーゼルのメリットは当然、一番には経済性だ。そしてパワフルさ。その低回転域から発生する分厚いトルクを味わってしまうと、ガソリン車がかったるく思えてしまうほどである。

一方でネガとして指摘されてきた騒音や振動は、技術の進化により相当なレベルまで抑え込まれてきている。もちろん音質はガソリン車とは違うが、それは優劣ではなく、もはや相違に過ぎない。

今後の課題はコストだ。排ガス規制がこの先、更に厳しくなってくると、すでに十分高価な排ガス後処理デバイスに、更に追加が必要になる。そうなると特にコンパクトカーには厳しい。現在のヨーロッパのEV指向、あるいはダウンサイジングガソリンエンジン回帰の動きには、そんな背景もある。

とは言え、その高効率性はやはり魅力であることに違いなく、中~大型車を中心にこれからも当面は、多彩なディーゼルを楽しめることになるはずだ。特に今年、筆者がもっとも期待しているのは4月にもデビューすると言われている新型Sクラスから搭載が始まるメルセデス・ベンツの「直列6気筒ディーゼル」。スムーズかつトルクフルなフィーリングを、早く味わってみたい。

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みんなのコメント

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  • mao*****|2017/03/24 16:16

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    EVも化石燃料から発電した電気で動かしている。HVは原油から作り出したガソリンで内燃機関を動かしてそのエネルギーの一部を余分な装置で電気エネルギーに変えモーターで補助している。動力が電気になってもガソリンのままでも元々は化石燃料であることは間違いない。何も変わらないということ。発電の時の公害か排ガスの時の公害の程度の違いだけである。あたかも未来が電気自動車に全てが変わるみたいな幻想は間違いである。
  • jin*****|2017/03/24 13:27

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    あくまでも私見ですが、パワートレインは、EVと内燃機関(ガソリン、ディーゼル)に対局化されていく気がします。
    ヨーロッパ中心に、電力事情が良好な地域では、環境への影響も考えてEVに移行していく気がしますが、
    電力供給が安定していない発展途上国や、そして我が道を進んでいるアメリカは、ガソリンを中心とした内燃機関のままのような気がします。
  • sny*****|2017/03/24 12:53

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    これも大事だとは思うけど、とりあえず。。。自動ブレーキを全車標準装備にしてほしいな。どこのメーカーも一番下のグレードを買うと間違いなく付いてないから。とりあえず全グレードも自動ブレーキは標準装備でしょ?これからの時代。

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