ポルシェ・ケイマンは、ポルシェ・ボクスターのコンバーチブルをハードトップにしたモデルと解釈してよいでしょうか？

Question

補足

ボクスターに比してリーズナブルな価格設定だと思います。私の勘違いでしょうか？

Answer 1

ボクスターがリアトランクであることに対し、ケイマンはハッチバックのため単純にハードトップにしただけとは言いがたく、911のクーペとカブリオレのリア周りよりも変更点は多いと思います。
ボディ剛性に差があるため、エンジンの出力（10ps程度）の違い、足周りのセッティングの違いもあります。

そういえば、パナメーラがデビューする時に「第四のポルシェ、デビュー」とポルシェジャパンのHPに書かれていたため、ポルシェAGも911、カイエン、ボクスター＆ケイマンとしてカウントしているようです。それにモデルコードも同じ987ですからね。


価格に関してですが、ケイマンは最初にケイマンSからリリースされ、当時はボクスターSが3.2LでケイマンSが3.4Lだったため価格差相応の性能差がありました。
しかし、ベーシックモデルのケイマンはボクスターと同じ2.7L（今はどちらも2.9L）でデビューし、ボクスターSも3.4Lになったことから「ケイマンが高い」というイメージになってのではないでしょうか。

911カレラを基準にすればケイマンも充分リーズナブルな価格設定だと思いますが、最初にボクスターを安く設定しすぎたことが今でも尾を引き、ケイマンのお買い得感を薄めています。
ボクスターの価格設定に関しては、996よりも先にリリースしてしまったことと、914でミッドシップ2シーターオープンというコンセプトを失敗してしまったために強気な価格設定に出来なかったのだと思います。

質問者からのお礼コメント

まずは回答いただきました皆様に御礼申し上げます。さすがに車に詳しい方々は違いますね。ハッチバックであることによるボディ剛性についても解説していただいたのでベストアンサーとさせていただきます。ありがとうございました。

Answer 2

その通りです。屋根周り以外はボクスターと共通で、911との共通な部分は少ないです。

通常はクーペのほうが値段が安くて、オープンになると値が張るものですが、ボクスターとケイマンの関係は逆転しています。そのため、発表当時からケイマンは高すぎるという話はよくありますが、ケイマンが安いという話は少ないですね。

Answer 3

ざっくりと、その通りです。
ベースプラットフォームは同じですから。