小排気量ディーゼルエンジンは？今までに販売された自動車用のディーゼルエンジンで一番排気量の小さいのは何CCだったのでしょうか？ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。お願いします。

Answer 1

特別な限定生産では無く、大量生産され一般に市販されて買えることが可能な４輪自動車に限れば
欧州で売られている「スマート」に搭載されているディーゼルエンジン
水冷直列３気筒７９９ｃｃ
ターボ過給ＣＤＩコモンレール直噴
ＥＵ－５排気ガス規制適合
最高出力４０ｋｗ（５４ｐｓ）/３８００ｒｐｍ
最大トルク１３０Ｎｍ/２１００～２６００ｒｐｍ
最高速度１３５ｋｍ/ｈ（１４５ｋｍ/ｈ）
０～１００ｋｍ/ｈ加速時間１６．８秒（１３．３秒）
＊（）内は日本にも輸入されている１Ｌガソリンエンジン車両の数値です。
燃費３．３Ｌ/１００ｋｍ ＝ 約３０．３ｋｍ/Ｌ相当
燃料タンク容量３３Ｌ、なので計算上では約１０００ｋｍ無給油連続走行も可能？

日本の６６０ｃｃの軽自動車用のエンジンと比較して
ＮＡ無過給ＤＯＨＣ４バルブ・ガソリンエンジン・スズキ・ワゴンＲで
４０ｋｗ/６３Ｎｍ
なので出力面では同等ながらトルクは倍以上
ターボ過給ＤＯＨＣ４バルブ・ガソリンエンジン・ダイハツ・タントカスタムで
４７ｋｗ/１０３Ｎｍ
最高出力面ではさすがに劣るが、それでもトルクはまだスマート搭載ディーゼルの方が太い。
スマートはクーペで８３０ｋｇと軽量な車体なので市街地では日本の軽自動車と同等かそれ以上の走りをするかも？
燃費もメーカー公表値には届かないとしても約２０ｋｍ/Ｌは確実で満タン６６０ｋｍは走る計算。
スマートは２０１２年？からＥＶ（完全な電気自動車）を市販予定らしいが（既に日本でも発表されて試験走行中のはず）価格面でも現実的な航続距離などの面でもディーゼルの方が欲しい・・・
で・・・このスマート、１Ｌのガソリンエンジンは元々が三菱製の軽自動車用６６０ｃｃエンジンを拡大した物、エンジンの搭載方法と駆動方法は同じＲＲなので、三菱アイにも７９９ｃｃディーゼルエンジンは載せられるかも？充電施設が皆無に近いほどに少なく、現実的な航続距離が短すぎるＥＶのアイミーブより魅力的な車になりそうだけど・・・

市販エンジンでは無くて、カーショー向けの技術的コンセプトエンジンではダイハツが
ＴＯＰＡＺ ２ＣＤＤＩ
直列２気筒６５９ｃｃ（軽自動車規格）
バルブ付き！２ストローク！
コモンレール高圧直噴
ターボ＆スーパーチャージャー過給
を発表している。もしも市販され軽自動車に搭載されると最小のディーゼルに・・・
もっとも２ストロークゆにえ問題も多いはず
バルブ付きならばさらに問題も多いはず、Ｗ過給でさらにコストが掛かり現実味は薄いかと・・・

他の回答者の２輪搭載ディーゼル
初めて知りました！で調べると
富士重工（現スバル）製の汎用単気筒空冷ディーゼルエンジンを搭載
ロビンＤ－Ｒ４００Ｄの名称で４１２ｃｃ版もあるらしい・・・
で「ロビンエンジン」で調べると
今でも現役でスバルから売られていた（驚！）
しかも最小排気量は単気筒２３０ｃｃで５ｐｓがありましたよ。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。世の中には小排気量のディーゼルエンジンがあるのですね。参考になりました。

Answer 2

量産レベルなら、999cc。直3。
史上、最小排気量且つ、当時のディーゼルとして世界最高回転、
5000回転+まで回った為、出力（グロス）50馬力@5000r.p.m.は
比出力でも世界最高水準だった。
ダイハツ・シャレードに搭載され販売された。

同じ頃、ニッサンのセド・グロに搭載されていたLD28型ディーゼルは、
2800ccから、僅91馬力（グロス）。
ターボ・ディーゼルの乗用車は、世界的に未だ無かった。

純乗用車ではないが、ロビンの500ccディーゼル、12馬力。
インドの二輪車、ロイヤル・エンフィールドにちゃっかり搭載され
今でも（現地で）販売中。
→世界唯一のディーゼル二輪だからここに特記する。