三菱 i-MiEV のみんなの質問

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1000から1300くらいのコンパクトカーと軽自動車では、安全性は大差ないですか?
やはり明らかにコンパクトカーの方が安全性は優位でしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答


海外の衝突試験より、衝突速度が低かったり、衝突させる台車が軽かったり、衝突面識が大きかったりする点から、海外の衝突試験よりレベルの低いと言われているJNCAP試験ですら、軽でクリアしているのは、ホンダN-wgnとN-boxだけです。
それに対し普通車は海外の試験(EURO NCAP、IIHS TSP+)でも多くがクリアしています。
勿論コンパクトカー(中でも小さいヴィッツ(海外名ヤリス)などなど)も殆どクリアしています。それどころかボルボのコンパクトカー、V40(1300cc)はEURO
NCAP史上最高得点を獲得しています。



正面衝突試験は壁に衝突させる試験であり、日本の衝突試験では運動エネルギーをどれだけクラッシュブルゾーンで吸収できるかが重要となります。つまり質量に比例する運動エネルギーが少ない軽の方が、普通車よりクラッシュブルゾーンで吸収できるエネルギーが少なくても同じ評価を取れます。JNCAPでは重さによる多少の加点がありますが、ごくわずかで全く質量の差を埋めれる程の点数では無いです。
つまり、同じ評価の軽と普通車でもクラッシュブルゾーンで吸収できるエネルギーは普通車の方が多いという事です。
実際の正面衝突事故では、車と衝突することが多いので、吸収できるエネルギーが少ない軽の方が危険となります。



サイズに制限があり、それで最大限の室内空間を作ろうとしているので、ドアを薄くしたり、前方や後方のクラッシュブルゾーンを少なくしたりしています。エンジンルームはクラッシュブルゾーンと言いますが、エンジンなどがあるので完全に潰れるという事はありません。つまり軽のクラッシュブルゾーンの長さは10cm程度という事になります。つまり数十cm違えば、軽の数倍も吸収量が高いという事です。鋼を瞬時に数十cmも変形させるエネルギーは甚大です。



軽の最大の魅力は維持費の安さです。また殆ど日本でしか売れないので開発費も分散されません。つまり新車価格、開発費もおのずと制限されます。
よって、キャビンの鋼を強度の高いものにする事ができません。最近スズキが降伏応力(強度)980MPaの超高張力鋼を使いましたが、三菱など殆どが490MPaのハイテンです。
三菱の普通車は490Mpa程度ですが、日本の普通車は基本的に980MPa程度の強度の鋼を使っています。因みにボルボやホンダNSXでは、1500MPaの熱間整形ボロン鋼を使っています。
また、安全装備なども、ホンダがホンダセンシングを搭載したり、エマージェンシーストップシグナルを搭載したりと頑張っていますが、基本的に普通車の後で、普通車で一般的になってからという事が多いです。



一般道で対向車と正面衝突した場合を、完全弾性衝突とし下記のように仮定
普通車の質量M=1.6[ton]、衝突前の速さV=50[km/h]、衝突後の速度V’
軽の質量m=1[ton]、衝突前の速さv=50[km/h]、衝突後の速度v’

運動量保存則よりMV’+mv'=MV-mv
MV’=MV-mv-mv'
(MV’)^2=(MV-mv)^2+(mv')^2-(MV-mv)mv'

エネルギー保存則よりMV'^2+mv'^2=MV^2+mv^2
V'^2=(MV^2+mv^2-mv'^2)/M

M(MV^2+mv^2-mv'^2)=(mv')^2-(MV-mv)mv'+(MV-mv)^2
0=(Mm+m^2)v'^2-(MV-mv)mv'+(MV-mv)^2-M(MV^2+mv^2)
=2.6v'^2-30v'-10310

v'=69km/h
V'=-24km/h

衝撃エネルギーで考えると速度の2乗に比例するので、軽は普通車の2.4倍の衝撃
軽:50^2+69^2=7261
普通車:50^2+24^2=3076





P.S
但しこれは一般に軽乗用車と普通乗用車を比較した場合で、例えば軽乗用車で一番安全なN-BOXと、コンパクトカーの三菱i-MIEVを比較すると、圧倒的にN-BOXの方が安全です(予防安全を含めたら比較するのが失礼なら程です)。

質問者からのお礼コメント

2018.9.21 14:08

皆様ご回答いただきありがとうございました。

その他の回答 (11件)

  • 車幅が広い方がドアの厚みも確保できるので側面衝突をされたときの損傷が違うだろう。

  • 私も試験結果資料をダウンロードして見てみました。

    やはり乗員保護性能では軽自動車は普通車に対して点数低く出てますね。

    潜在的なリスクは軽自動車のほうが高いと言えます。

  • 衝突の試験内容ですが、前面は自損事故、側面はコンパクトカーに突っ込まれたと想定して下さい。

    問題は、後部からの衝突試験が、同程度の車両に突っ込まれるという試験内容ですので、軽自動車に突っ込まれる内容ですので、トラックに突っ込まれたらどうなるか想像して下さい。後ろに人を乗せないなら軽自動車でもいいかもしれませんね。

  • 安全性は大差ありません。
    居住性と走行性能には明確な差が有ります。

  • 新安全性能総合評価試験(テスト内容は軽自動車と普通車を区別なく行う試験ね。)によるとこんな感じ。

  • ダンプカーにぶつかれば同じです
    軽自動車の場合、エンジンルームをクラッシュして、衝撃を吸収したりする構造
    つまり普通車ならパンパー交換ぐらいの衝撃でも、軽自動車は大破、廃車の可能性は高い
    まぁ、安全かどうかは、車種によりけり

  • >やはり明らかにコンパクトカーの方が安全性は優位でしょうか?

    はい、そうです。

    この投稿をする前にJNCAPから資料DLして、「乗員保護性能評価」という項目を見てみましたら、普通車より軒並み点数下がってることが見てとれます。

    つまり、軽自動車のほうが潜在的なリスクは高いということが客観的にわかります。

    軽自動車でもさも問題ないかのような捉え方をしてるやつは馬鹿です。

  • <<<1000から1300くらいのコンパクトカーと軽自動車では、
    -----------------------------------安全性は大差ないですか?>>>>
    ******やはり明らかにコンパクトカーの方が安全性は優位でしょうか?

    A:=<<そうだね・・安全性の考え方だけど・・
    ①--♤:衝突をした後の安全性。
    ②--♤:衝突を回避・軽減させる機能

    ①--に関しては当然、車体が大きい方が上ですね。

    ②--に関しては、車体の大きさではなく、システムの問題。


    一般的には、衝突後のクラッシュ状態での乗員の安全をイメージ。

    だが、
    それ以前の””衝突回避/軽減””が、現代では、優先されてきています。
    -----------------<<センサー・システムの進化の速度が、凄い。>>

  • JAF Mateの7月号によると,

    情報元は,
    http://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/list_2017.html
    です。

    【 予防安全性能の結果 】 79点満点 【 衝突安全性能評価の結果 】
    スズキ・スイフト・・・・・・・・63.2 ★★★★★
    スズキ・ワゴンR・・・・・・・・・58.9 ★★★★
    スズキ・スペーシア・・・・・・・・56.7 ★★★★
    スズキ・クロスビー・・・・・・・・60.9
    スバル・レヴォーグ・・・・・・・76.5
    ダイハツ・ミラ イース・・・・・・57.2 ★★★★
    ダイハツ・ムーブ・・・・・・・・・57.2★★★★
    ダイハツ・ムーブ キャンバス・・・56.6 ★★★★
    (トヨタ・ルーミー/タンク
    ダイハツ・トール
    スバル・ジャスティ)・・・・・・・30.6 ★★★★
    トヨタ・CーHR・・・・・・・・・74.4 ★★★★★
    トヨタ・ハリアー・・・・・・・・75.9
    日産・ノート・・・・・・・・・・満点
    ホンダ・フィット・・・・・・・・65.5
    ホンダ・NーBOX・・・・・・・・76.6 ★★★★★
    ホンダ・シビック・・・・・・・・78.4
    ホンダ・ステップワゴン・・・・・64.6 ★★★★★
    ホンダ・ヴェゼル・・・・・・・・60.8
    マツダ・CXー5・・・・・・・・・68.5 ★★★★★
    マツダ・CXー8・・・・・・・・・満点 ★★★★★
    三菱・アウトランダー・・・・・・63.2
    トヨタ・JA TAXI ★★★★★
    日産・リーフ ★★★★★


    極めて事故を起こし易い
    衝突時も良くない小型車・・・・・・トヨタ・ルーミー系の4車種

    予防安全性能評価が満点・・・・・・・・・・・日産・ノート,マツダ・CXー8

    【 結論 】
    安全性を優先するのでしたら,NーBOX で 心配ご無用です。

    横からの衝突では,軽自動車は4人乗りですので、5人乗りの小型車と
    結果的には同等かもしれません。
    今年の秋から衝突基準の変更がありますので,外国車と同レベルになる
    予定です。(衝突重量 950kg重⇒1300kg重 に変更予定)

  • 死亡率で見ると単独事故なら軽自動車の方が低い位です。
    まあ共に死亡率の差は誤差程度ですから、安全性に差は無いと言って良いでしょう。

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