電気自動車は何年以内に１００万切りますか？

Answer 1

●電気自動車の電池量は？

三菱iMiEV ＝ 16kWh
日産リーフ = 24kWh

●電池コストは？

1kWh ≒ 10万円

（日産の場合，もっと安いかもしれません）

すでにこの段階で，電気自動車のコストの大半を電池が占めていることが分かります。

●電池コストの推移は？
電池はあと10年くらいで，1/3～1/5にしたいと国などが考えています。もしそれが実現すれば，電気自動車の価格は150～200万円くらい（補助金なし）になります。それでも100万円を切るのはたいへん難しい状況です。

●車両が小さくなると？
もしトヨタのiQのような基本的に2シータのような電気自動車（iQはエンジン車ですが）ができ，街乗りや買い物専用のクルマとして搭乗すれば，電池容量は 5kWhくらいになります。そうなると，100万円以下になります。時期としては2020年頃でしょうか。

●問題は？
トヨタはすでに電気自動車版のiQを開発しています（技術的な課題は少ない）。問題は市場ニーズです。当然，もう一台，普通のクルマが必要になります。そういう金銭的な余裕のあるユーザがどれくらいいるかです。

一方，トヨタのプラグインハイブリッド車のように，町中では電気自動車になるハイブリッド車もでてきています。そうなると，わざわざ2台目に電気自動車を買うでしょうか？

簡単ですが，ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

お2人とも有難うございます。

Answer 2

すでに100万以下で買えますがマイクロカーや３輪です。どこまで車とみなすかによって変わります。