今どきの車の 冷､暖房は どうやっているのでしょうか

Question

①ハイブリッド車で モーターで稼動走行中。
②ガソリン車の信号待ち時の 省エネ､エンジンＯＦＦ時。
③電気自動車。

電気でヒーターや
エアコンの コンプレッサーを回すとすれば
かなりの余計な 大量の電気を 使うと思うし。

ガソリン車の省エネで 信号待ち時の エンジン停止中は
冬の暖房、夏の冷房は どうしているのでしょう。

Answer 1

●ハイブリッド車のアイドルストップ
少し例外もありますが，だいたい下記の通りです。

★冷房
(1) トヨタ系，シビック以上のホンダ系，日産系 … 電動コンプレッサでアイドルストップ中も冷房が可能です
(2) ホンダ系 （インサイト以下）… 弱い送風のみで，冷房機能がありません。これはエンジン駆動のコンプレッサを使うためです

★暖房
(1) トヨタ系 … ヒータコアへの温水供給電動ポンプを使うため，エンジンの冷却水温が60℃以上であれば，アイドルストップのままで暖房が可能です。水温が下がると，エンジンが始動します
(2) ホンダ系 … ヒータコアにある余熱分のみ暖房ができます

●ガソリン車のアイドルストップ
★冷房
エンジンが停止するため，コンプレッサがOFF状態です。このため冷房機能はエバポレータの余熱分のみになります。欧州車は大型のエバポレータを使うことで，余熱量を大きくしています

★暖房
ヒータコアの余熱分のみです。欧州の高級車では温水供給電動ポンプがあり，20分くらいなら暖房機能が使えます

●電気自動車のアイドルストップ
★冷房
電動コンプレッサを搭載しているので，アイドルストップ中も冷房が可能です

★暖房
PTCヒータで，アイドルストップ中も暖房が可能です

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●EVのエアコン負荷
冷房時 … 航続距離が約30％低減
暖房時 … 航続距離が半減

なお春秋期にはエアコンは「頭寒足熱」をやります。つまり足下には温風，胸元へは冷風です.この時は，PTCヒータとコンプレッサの両方を使うので，春秋期にも，たいへんな動力を使います

このようなエアコン負荷のため，例えば三菱iMiEVで，冬季，高速道路走行をすると，航続距離はわずか50kmです。運転者は充電量ゼロになると恐怖なので，実質的な航続距離は30kmくらいです。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

今の段階で メーカーの努力が にじみ出ていますね。
しかしながら ガソリン車に どっぷりの私には
電気自動車の受け入れは 当分無理に思いました。
３人の回答 ありがとう。

Answer 2

①冷房＝電動コンプレッサを回します
暖房＝暖房ききませんので、エアコンスイッチ入れてるとエンジン掛かります。その廃熱で


②冷房＝効きません。蒸し風呂です。
しかしアイドルストップ車のマツダ車だけは別です。
特殊な工夫がしてあり、１分程度の冷風は出ます。
暖房＝冷却水温度が暖かいかぎりは暖房ききます。５分程度は問題ないでしょう


③冷房＝電動コンプレッサが回ります
暖房＝電気ヒーターで水を温めてエンジン冷却水の代わりに使う方式と、
セラミックヒーターで直接風を暖める方式があります。



■省エネ運転について
都市部では信号や踏み切り待ちでエンジンを切る人が増えてきました。

暖房はしばらくは問題ないでしょう。しっかり暖かい風が出ます。

冷房はがまんだけですね。室内に残った空気がじわじわ温まってくるのをがまんしているだけです。
渋滞ではがまんできないでしょうが、信号待ちくらいならがまんの範疇でしょう。

以上参考ください

Answer 3

①つらくなったら プリウスの場合エンジン掛かります
②電力消費がはげしくなるとエンジン掛かるとおもいます
③その通りです 満充電の走行距離に大きく差が出ます