アウディ「e-tronGT」に試乗。充電時間は気になるが近未来の理想のクルマ?
掲載 carview! 文:編集部/写真:アウディ ジャパン 50
掲載 carview! 文:編集部/写真:アウディ ジャパン 50
2021年10月下旬、編集がアウディ「e-tron GT」に試乗しましたので、レポートします。e-tron GTはアウディが2021年2月に発表した、ポルシェ「タイカン」とプラットフォームを共有するDセグメントの電気自動車です。コンセプトはスポーティで先進的な電気自動車。航続距離や室内スペースにも配慮した4ドアクーペで、快適なロングドライブを想定した設計になっています。
エクステリアは全長が4990mm、全幅が1965mmとたっぷりしたサイズで、横にどっしりと構えたシングルフレームのグリルや左右が一文字に繋がったテールランプなど、ワイド感を意識したデザインによってワイド&ローなイメージを受けます。
重めのドアを開け、1415mmと低い車高のボディに乗り込むと、着座位置も低く、サイドサポートも強めでスポーティなドライビングポジションになります。ピラーも寝ていますが、着座位置が低いため、ヘッドスペースは確保されています。グラスルーフ装着車は頭上が明るく、より解放感を感じることができました。
ドライブモードをECOモードで市街地からスタートします。モーターの静粛性と床下に搭載されたバッテリーによって、静かで重心も低く滑らかな移動空間が提供されます。高速道路に入り速度を上げると、モーター音や風切り音など外から入る音が小さいので、粗い路面では大径の太いタイヤからのロードノイズが少々目立つように感じました。RSモデルに標準装備の「e-tron スポーツサウンド」は、マルチシリンダーガソリンエンジンの低回転時とモーターの金属音をミックスしたような走行音がスピーカーから聞こえてきます。
ダイナミックモードに切り替えると足回りがハードになり、アクセル操作時のトルクの追従が俊敏になるので、ワインディングでも早めのブレーキさえ心がければ約2300kgの車重を感じないスポーティな走りができます。RSモデルでは、よりパワフルなモーターとアダプティブエアサスペンションで、より強い加速Gと安定したコーナーリングを楽しむことができます。
バッテリー容量は93.4kW。カタログ値で534kmの航続距離があり、フル充電すれば遠出もこなせます。ただし、全国のアウディe-tron販売店102ヵ所に高出力な150kWの急速充電器が設置される予定はあるものの、国内の高速道路やショッピングモールで一般的な約40kW級の急速充電器で30分充電を行うと、満充電まで2~3回程度のチャージが必要になるなど、大容量ならではの注意点もあります。
e-tron GTは、充電環境を克服できるユーザーには今までエンジン車で培ってきたシャシー性能に電気モーターをうまく組み合わせた、近未来の理想のパッケージになっているのではないでしょうか。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
アキュラ「ビガー」にぞっこん!部品取り車まで確保してパーツの製廃に対応
KTMから大型SSのダークホースが出撃!【990 RC R】海外試乗記
【新生ノートンモーターサイクルズ】往年の車名復活でスーパーバイクモデルManx RほかManx/Atlas/Atlas GT の4モデルがEICMA2025で公開!
バイクが怖い女子、集合! 女性限定の基礎バイクレッスンに参加してみた
【トライアンフTIGER SPORT 800TOUR】登場。新型ミドルアドベンチャースポーツツアラー159万5000円で発売!
走りも存在感もハイスペックなラグジュアリースポーツクーペの未来形「Lexus LFA Concept」が世界初公開
ホンダの新「最上級ミニバン」“超スポーティ仕様”がスゴい! ホンモノの「“カーボン”エアロパーツ」×「独創バイザー」で超カッコいい! 一部改良の「新オデッセイ」向け「無限」カスタマイズアイテムに注目
ハミルトン、現行世代のF1マシンは「最悪だったよ……」2026年からの新時代にはまだ自信なし
「凄すぎてちょっと引く」「ベストEクラッチかも」ホンダ CL250 Eクラッチ 試乗インプレッション
トミカ55周年「TOMICA OWNERS MEETING」開幕 5000台ウォールとエヴァコラボ実車を初公開
ヒョンデ、AI新興企業CuspAIと戦略的提携…材料開発を加速
BMW 3シリーズ E21型とG20型(2) 違う見た目に秘めた特長 半世紀磨き込んだ賜物
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
【速報】トヨタが新型「GR GT」「GR GT3」を世界初公開! 650psのV8ハイブリッド×アルミ骨格の“次世代フラッグシップ”の正体判明
登場から2年、レクサス「LM」の購入層に変化? 法人だけでなく、買えない「アルファード」横目にファミリー層も獲得か
【コメント欄で激論】「今更日本で発売されても遅すぎる」…新型「CR-V」実車公開の記事が話題
【ほぼ300万円】“高い軽など売れぬ”論を粉砕…新型三菱「デリカミニ」を買う人々は本当に気が知れないのか?
次期「スカイライン」は「フェアレディZ」と「GT-R」の“中間”を目指すと日産。クロスオーバー復活の可能性も噂に
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!