プロボックス&サクシード 働く人へのリアルLOVE
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一、トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一、トヨタ自動車
さらに侮れないのが走りである。最新レベルにアップデートされた2種類の直4エンジンは1.3リッターが95ps&121Nm、1.5リッターが109ps&136Nmとビックリするほど速くはない。モード燃費もFFモデルでそれぞれ17.6km/L、18.2km/Lとハイブリッドに比べるとまだまだ。しかし、実燃費では高速単独では20km/L弱は行くのと、なによりも乗り心地がいい! 特に初代モデルと比べると突き上げが段違いにソフトになったし、電動ステアリングも軽い。まさに仕事として1日中クルマに乗る、市井の営業マンやセールスマンのことを考え抜いたセッティングなのだ。
しかし、サスペンションは初代同様フロントがストラット式、リアがトレーリングリンク車軸式で変わっていない。最大積載量も400kgは死守したいので、徐々に硬くなる非線形スプリングを柔らかくするにも限界がある。
だが、それこそがガワを変えずに床下のプラットフォームを変えた一番の理由だ。というのも荷室が来るリア部は旧型のまま、フロント部を新エンジンとCVTが載る新型にし、フロントサスペンションのストロークがより長く取れるようになった。結果、全体の乗り心地も良く出来たというわけ。
そのほかクルマで寝やすいようにシートリクライニング角度を増やしたり、座面を上下アジャストできるようにしたりと工夫は限りない。そしてこれは「営業現場じゃまず使わないでしょう」というアイドルストップ機能より遙かに大切なことなのだ。
カタチばかりのエコや世間体を気にした優しさでなく、リアルな働くお父さんのことを考えまくったクルマ、プロボックス&サクシード。マジでカローラより全然欲しいと思ってしまいましたぜ。
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