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メルセデス・ベンツ、GLEクーペの新型を本国で発表

独メルセデス・ベンツは8月29日、ラージサイズSUV「GLEクーペ」の新型を本国で発表した。GLEクーペは、このたび発表されたモデルで2代目となる。新型はまもなく開幕するフランクフルトモーターショーで世界初披露される予定だ。

GLEクーペは、Mクラスの後継モデル「GLE」の2代目をベースに作られた派生モデル。ステーションワゴン型のGLEに対して、GLEクーペはスラントしたクーペタイプのルーフが特徴。新型ではデザインが刷新され、GLEに準じたフロント周りのデザインと、先代から踏襲したクーペフォルムを採用。スポーティ感がさらに高められた。

ボディサイズは全長4939mm×全幅2010mmで、現行モデルに対してそれぞれ39mm、7mm拡大している。またホイールベースは20mm延長されているものの、新型GLEに対しては60mm短縮されており、ルックスだけでなく、コーナリング性能が重視されているのが特徴だ。

パワートレインは、当初は6気筒ディーゼルの「350d」(272hp)と「400d」(330hp)、ならびにガソリンの高性能モデル「GLE53 4MATIC+クーペ」(435hp)が設定される。また、プラグインハイブリッドモデルの追加も予定されている。

シャシーについては標準の金属スプリング仕様のほか、オプションでエアサスペンション「エアマチック」や、「E-アクティブ ボディ コントロール」が用意される。E-アクティブ ボディ コントロールは、エアサスペンション車に組み合わせ可能な可変ダンパーで、路面スキャンによりサスペンションの設定を自動でその時々で最適な設定に変更する機能だ。

このほか新型GLEクーペでは、高速道路などでステアリングを制御する「アクティブステアリングアシスト」や、48Vのマイルドハイブリッドシステム、AMGモデルではさらにパワートレインやシャシーのセッティングを選べる「AMGダイナミックセレクト」などが用意される。

なお、新型GLEクーペは欧州では2020年春の発売が予定されている。

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