新型スバル アウトバックは後席や荷室が拡大。タフ感増してよりアウトドア志向に
掲載 更新 carview! 文:ケニー 中嶋/写真:ケニー 中嶋
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4月17日、ニューヨーク国際オートショーで6代目となるスバルの主力SUV、新型アウトバックが発表された。
2月に発表された新型レガシィ同様、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)にフルインナーフレーム構造を加え、ボディ全体の剛性がアップしただけでなく、静粛性も格段に向上している。SGP採用の効果に加え、リアのオーバーハングを35mm伸ばしトレッドも広がっていることから、後席の足元とラゲッジスペースは前後左右全方向に広くなった。
従来モデルと比べると、前後バンパー下部の無塗装樹脂が大きくとられフェンダーモールが採用されているなど、よりアウトドアテイストが強調された印象だ。
全幅は15mm広がっているが、これはフェンダーモールの追加に加え、リップの部分に設けられた整流板「アーチフィン」が占めており、実際の全幅は従来モデルとほぼ変わらず取り回しへの影響はなさそうだ。このアーチフィンはBRZにも採用されており、100km/h以上で車体後部の振れを抑える効果があるとのこと。
今回発表された北米仕様に用意されるエンジンは、182hpを発揮する2.5リッター水平対向直噴ガソリン「FB25」と、従来の6気筒モデルの代替となる、260psを発揮する2.4リッター水平対向直噴ターボ「FA24」の2種類だ。組み合わされるトランスミッションはパドルシフト付きCVT。
インテリアは最上級ツーリンググレードにナッパレザーを採用。11.6インチの縦型ディスプレイなどと相まって、高級感がアップしている。さらに新グレード「Onyx Edition XT」のシート表皮には本革のような質感と防水効果を併せ持つ「Star Tex」が採用される。
代々引き継がれてきた堅実な使い勝手のよさに磨きをかけた新型アウトバックのアメリカでの発売は今秋となる。
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