三菱 コルト一部改良 お買得モデルを検証す
掲載 更新 carview! 写真:齋藤 正
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今年6月に三菱 コルト、コルトプラスが一部改良。1.3リッターFF車が、新たな発電制御の導入とオルタネーターの効率アップを図り、燃費を向上。エコカー減税75%適合となった。カービューでは改めてコルトの魅力をチェック。お買い得モデル、特別仕様車と共に詳細をレポートする。
コルトのデビューは2002年。ワンモーションフォルムを採用したボディは、全長3900mm×全幅1680mm×全高1550mm、ホイールベース2500mmで、トヨタ ヴィッツ比較で、全長+11mm、全幅-15mm、全高+30mm、ホイールベース+40mm。
先述の改良の他、グレードの見直しも図られ、エンジンは従来あった1.5リッターを廃止し1.3リッターに1本化。トランスミッションは全車CVT。燃費はFF車で20.0km/リッター、4WD車は18.6km/リッター。人気グレードは「Cool Very」で、全体の50%を占めるという。 「Cool Very」の価格は127万500円。エコカー減税75%適合で、同グレードの場合、7万4600円お得になる。
コルトのプラットフォームをベースに荷室を拡大したステーションワゴン「コルトプラス」がデビューしたのは2004年。コルトのリアオーバーハングを30mm延長した事で、コンパクトなサイズながら長尺物にも対応。電動開閉テールゲートや、テールゲート側からワンタッチで後席を倒せるフォールディングシートを備えるのが美点だ(コルトプラス全車標準)。
今回の改良では、「Very」「Cool Very」の搭載エンジンを1.3リッターにすると同時に、1.3リッター4WD車と「1.5RX」で、点火プラグの変更を行い、燃費を0.2~0.4km/リッター向上。コルトプラスFF車はエコカー減税75%、4WD車は50%適合となる。
また7月からは、コルト「Very」をベースにした「クリーン エア エディション」が新登場。紫外線カットや花粉・ニオイなどに対応する快適装備が与えられ、女性やママにもお奨めのグレード。センターパネルも白木目調で爽やかに演出される。さらに成約すると、車載用プラズマクラスターイオン発生機がついてくる特典も。120万円という価格にも注目だ。エコカー減税75%適合。
「クリーン エア エディション」装備
・抗アレルゲン加工シート……前後席とアームレストに採用。花粉やダニのアレルゲン活動を約99%抑制する
・バイオクリアフィルター………花粉やダニを抑制、外気だけでなく、室内の空気もクリーンにする
・消臭天井…………………… タバコ臭、アンモニア臭、ホルムアルデヒドなどを吸着・分解する
・UV&ヒートプロテクトガラス… フロントガラスに採用。
従来から人気を集めているコルト「Limited」は、99万8000円~(FF)。フロントグリルのモールやホイールキャップなど、内外装で細かな装備が簡素化されているが、基本はベース車と同様。ボディカラーはホワイトソリッド、シルバーメタリック、レッドメタリック、ブラックマイカの4色から選択可能。インテリアはブラックとなる。
9月末までとされる新車購入補助金に合わせて、各社お得モデルの猛攻が続くが、この時期はぜひ、エコカー減税と併せてかしこいクルマ選びをしていただきたい。
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