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7月のマーケット ハイブリッドだけではない!

ココも気になる! その2

デザインコンシャスなイタリア車が輸入車を救う?

 国産乗用車市場は、一気に盛り上がったハイブリッドカー人気とエコカー減税などの支援策により、なんとか一息つきそうな状況だが、輸入車市場はエコカー減税の対象車が日本独自の燃費基準をもとに設定されていることもあり、下落傾向から抜け出せないでいる。常に輸入車トップ3を形成してきたVW、BMW、メルセデス・ベンツでさえ、前年同期比で76.8%、69.6%、68.4%と大苦戦している。

 そんななか、前年を上回る売れ行きなのがフィアットだ。7月単月では487台で、前年同月比218.4%、1~7月の累計でも2510台で、前年同期比175.3%と海外メーカーの中では群を抜く売れ行きとなっている。この好調を支えているのは、もちろん「フィアット500」。6月までの上半期のデータだが、フィアット全体の71.7%がフィアット500なのだ。195万円からというリーズナブルな価格設定や、ハイパフォーマンスモデルの「アバルト」など順次ラインナップを拡充してきた販売戦略もさることながら、輸入車ファンだけでなく、見る人を引きつけるキュートなデザインは、国産車にはない大きな魅力だ。

 このほか、アルファロメオも7月は223台で、前年同月比119.9%と売れ行きを伸ばしている(累計では1324台、前年同期比90.2%)。これも5月に販売開始されたベイビーアルファこと、「ミト」が牽引していることは想像に難くない。このミトも、アルファロメオのブランド力やスポーティな走りに加え、個性豊かなスタイリングは魅力十分で、これが6速MT仕様しかない難点も包み隠してくれる。こうしたフィアット500、アルファロメオ ミトに共通する、輸入車ならではのデザインの力こそ、輸入車復権のカギを握っているはずだ。

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