SUVがシェア続伸。ヤリスクロス、ハリアー、キックスが好調【ボディタイプ別売れ筋・10月】

ミニバン：“キング・オブ・ミニバン”の快調続く

ミニバン部門は計4万7810台。登録車全体に占めるシェアは前月比1.9ポイント増の24.2％となった。前月にトップ5から外れた「トヨタ シエンタ」が前月比68.2％増と巻き返したほか、販売上位車種は前月同等か最小限の落ち込みに踏みとどまっている。

首位は前月比3.3％減1万0093台を登録した「トヨタ アルファード」が獲得し、6ヶ月連続で頂点に立ち、“キング・オブ・ミニバン”の貫禄を放った。2位は「ホンダ フリード」。同じコンパクトミニバンのライバル「トヨタ シエンタ」を3ヶ月連続で上回る健闘を見せている。そのシエンタは前月にトップ5から外れたが、10月は3位にカムバックを果たし、好調ぶりをアピールした。

4位は「トヨタ ヴォクシー」。前月比3.9％減とやや台数を減らしたが、10月1日に高級感を高めた特別仕様車を設定するなど、テコ入れに抜かりはない。5位には「トヨタ ノア」がランクイン。ヴォクシー同様、10月1日に特別仕様車を設定、台数増に向け準備は万端だ。