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コペン&ロードスター、いまなぜオープンスポーツなのか

コペン&ロードスター、いまなぜオープンスポーツなのか

SKYACTIV技術を搭載した新型ロードスターは、「乗る人が際立つプロポーション」を目指してデザインされた。

深化した「魂動デザイン」

すでに絶賛の声も聞かれるロードスターの新しいスタイルは、マツダをして「魂動デザインの深化」とするもので、CX-5から新型デミオまでの流れとは一線を画している。立体的なフロントフェイスを構築してきたシグネチャーウイングはなく、フロントフェンダーからドアに流れる特徴的なラインも見当たらない。生物の一瞬の動きを表現する「魂動」のテーマは今回どのように考えられたのか?

「ロードスターらしさと魂動は決して相反するものではない、そう言い切れる答えを見つけ出すことが最大のチャレンジでした。仮にロードスターらしさを形態だけに求めてしまうとクリエイティブな発想も止まってしまう。つまり、ロードスターと魂動を一度『思想』のレベルまで昇華させ、そこからカタチに落とす作業を行いました。物から短絡的に発想せず、一見相反する要素を両立させることを必死で考える過程にこそ、真のクリエーションが生まれます」(マツダ・国内広報部)

これまでもロードスターのスタイルは他のモデルと一線を画していたが、魂動の解釈もまた新しいチャレンジとして次のステージに入ったようだ。

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