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動くなら早目&複数店チェック! 売り切れ確実ランクル250、購入希望者のとるべき作戦とは?

動くなら早目&複数店チェック! 売り切れ確実ランクル250、購入希望者のとるべき作戦とは?

<ランドクルーザー250>

「要注意客」にならないように!

割り当て台数に対して多くの受注が見込まれる場合の対応は、販売店ごとに異なるようですが、最近では抽選をおこなう販売店が多いようです。

ただ、完全にランダムで抽選をおこなっている販売店は少ないと見られます。

かといって「表向きは抽選と言っているが、実際には上顧客を『忖度』して選んでいる」というわけでもないようです。

どちらかと言えば、「上顧客を選ぶ」というより「要注意客を弾いたうえで抽選する」というケースが多いと見られます。

具体的に言えば、購入後に転売される可能性が否定できない客が、販売店にとっても要注意客であると考えられます。

ランドクルーザー300では、多くのトヨタ販売店が「誓約書」へのサインを購入条件としたことが話題となりました。

このおもな目的はいわゆる「転売」を防ぐためであるとされていますが、ランドクルーザー250でも同様の措置がとられることが濃厚です。

>>ランドクルーザー250ってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら

より詳しく見ると、転売を防ぐ理由はメーカーと販売店で多少異なるようです。

メーカーが転売を嫌う最大の理由は、国連安全保障理事会が定めているテロ資金供与防止条約や、外国為替及び外国貿易法(外為法)に抵触することを防ぐためと言われています。

テロリストなどの反社会的勢力にクルマが流れてしまうことは、メーカーとしては絶対に避けなければならないことであり、特にランドクルーザーシリーズのようなクルマではその点に対してシビアになるのは自然なことです。

転売自体は原則として違法行為ではないことや、「誓約書」にも法的拘束力はないことから、国外輸出をともなわない転売行為については黙認せざるを得ないというのが実情のようです。

一方、転売行為(購入後1年以内の中古車市場への売却など)が確認されると、その個体を販売した販売店にペナルティが課されるといいます。

そのため、国外輸出をともなわない転売行為については、むしろ販売店のほうが警戒していると言えます。

いずれにせよ、短期間での売却をメーカーおよび販売会社が恐れているというのは、ランドクルーザー250を購入するうえで覚えておいたほうがよさそうです。

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