新型911カレラ GTSに試乗。結論は、最新こそが最良のポルシェ
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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いつまでもサーキット走行に酔いしれたいところだがこの日は他のバリエーションも用意されていたので後ろ髪を引かれる思いでサーキットを後にする。
続いて試乗したのはGTS カブリオレである。サーキットではクーペの剛性感に酔いしれたので、4シーター用に大きな開口部を持った911カブリオレのボディ剛性にやや心配したが、公道、それも郊外の未舗装に近い道でも全く問題なかった。いやそれどころかヒルクライム・コースでの積極的なドライブでもクーペと変わらない正確無比のステアリングはミリ単位でアップダウン・コーナーをクリアして行く。
さらにフロントの350mm x 34mm、リアの330mm x 28mm 4ピストン・アルミブロック・キャリパーを持つドリルド・ベンチレーテッド・ディスクブレーキはこの世の中に存在する全ての自動車の規範になるような素晴らしく、安全かつ、コントローラブルな制動力を発生する。
最後に「No Replacement for Displacement」、すなわち「排気量に変わるものは無い!」というもっとも難しい命題に新しいGTSは応えられたかという点を語ろう。正直を言えば、確かにスロットルを数ミリ踏んだ瞬間からパワーが発生し、リニアな動きをする3.8リッター スタンダード・アスピレーションは素晴らしく、懐かしくもある。しかし、ターボの持つ圧倒的なトルク感も悪くはない、特に環境性能を考えると、いつまでも後ろ向き指向であってもいけない。と言う事で私はこの最新のポルシェ911 GTSが最良のポルシェ911 GTSと結論づけたい。
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