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VW問題で見えてきた“神経質国ニッポン”!

VW問題で見えてきた“神経質国ニッポン”!

写真はクロスポロ

10月の日本のVW輸入車登録台数は前年比48%減!

ニッポンにニッポン人! つくづく規律の国であり、周りを気にする神経質な国民なんだなぁ…と思わせられました。そう、例のVWスキャンダルだ。

最初の2リッターディーゼル問題の後、3リッターディーゼル、ガソリンと飛び火してさすがにこりゃ参った! って状態ではありますが、9月の時点で実質的に日本にはほとんど関係なかった。

考え方次第とはいえ、日本にVWのクリーンディーゼルは正規輸入されてなかったのでね。実車としてリコールや対策の道義的責任があったのはVWの並行輸入ディーゼル車数10台のみ。いわば「イメージ被害のみ」だったわけですよ。それも日本の法律とは無関係の、アメリカの法律に基づく。もちろん、グローバリズムの時代ではあるんですが。

そしたら先月10月の日本のVW輸入車の登録台数を聞いてビックリ、前年比48%減! ザックリ半分しか売れなかったわけ。ラインナップ的な問題もあるかもしれないとはいえ、あれだけ人気が高かったVWがここまで影響を受けるとは。ほとんどがスキャンダルによるイメージダウンを気にしてでしょう。

それと小沢は直接目にしてませんけど、某ライバル社が「いまVWを下取りに出すと20万円引き」の販売キャンペーンをやってるって話。えげつないといえばえげつないですが、それだけ今の輸入車販売競争は過酷とも言えます。

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