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日産勢がフルスロットル ボディタイプ別の売れ筋

ハッチバック部門が前年同月比80.7%と急ブレーキ!

9月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は9月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、軽自動車の一部と、トヨタ カローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産車、スズキのシボレーブランド含む)全体では37万8833台、前年同月比96%と14カ月ぶりに前年を下回った。ボディタイプごとの合計では、ハッチバック部門とミニバン・1BOX部門以外は前年同月比がプラスとなったが、特にハッチバック部門が前年同月比80.7%(ミニバン・1BOX部門は93.3%)と大きく落ち込んだのが響いた。ハッチバック部門は車両価格が比較的安いコンパクトカーが多いため、新車購入補助金の有無がユーザーの購入意欲に直結したのだろう。

 ただ最近デビューしたニューモデルは快調な売れ行きで、7月発売の「ホンダ フリードスパイク」が月間販売目標2500台に対し5867台、「日産 マーチ」はモデルライフ平均月間販売目標4000台のところ6600台(新型のみ)、「マツダ プレマシー」も月間販売目標1800台→2387台といずれも目標をクリア。さらに8月発売の「日産 エルグランド」に至っては月間販売目標1900台の3倍強となる6353台と出足好調だ。そして9月には「スズキ スイフト」がモデルチェンジし、10月は「ホンダ フィット」がマイナーチェンジ&ハイブリッド追加と各メーカーとも攻勢を強めているだけに、今後の売れ行きに要注目だ。それでは9月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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