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ニューモデルも好調! ボディタイプ別売れ筋

クロカン・SUV、軽乗用車を除き、前年を上回る売れ行き

11月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は11月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、軽自動車の一部と、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産車、スズキのシボレーブランド含む)全体では35万6514台で、前年同月比125.5%と4カ月連続で前年を上回った。ハッチバック部門が部門合計の前年同月比で7カ月連続プラスの170.4%、ミニバン・1BOX部門も3カ月連続プラスの150.1%と大きく伸びたほか、セダン部門114.3%、ステーションワゴン部門107.5%、クーペ・オープン部門100.7%と、クロカン・SUV部門と軽乗用車部門を除き、前年同月比がプラスとなった。これはエコカー減税と新車購入補助金制度が効果的だったのはもちろんだが、「ホンダ ステップワゴン」や「トヨタ マークX」、「日産 フーガ」といったニューモデルがカテゴリーを問わず、好調な売れ行きになっているのも大きな要因。12月7日に販売開始となったハイブリッドセダン、「トヨタ SAI(サイ)」や2月に登場予定のホンダのニュータイプハイブリッド、CR-Zなど注目モデルも目白押しだけに、来年の新車需要予測も日本自動車工業会から479万8400台、前年比4.1%増と発表された。

 景気自体は依然として不透明な部分も多いが、各メーカーの積極的な新車攻勢により、市場が活発化することを期待したい。それでは11月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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