“実りの秋”になるか? ボディタイプ別の売れ筋
掲載 更新 carview!
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今回は8月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、軽自動車の一部と、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。
日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産車、スズキのシボレーブランド含む)全体では35万5289台、前年同月比は140.2%と大幅な伸び率になった。これで13カ月連続で前年を上回り、2ケタ増も10カ月連続だ。単月では昨年8月から前年超えが続いているわけだが、4カ月連続で売れ行き復調の目安となる金融危機以前の08年データを上回ったことで、1~8月累計でも294万4058台で08年同期比103.7%とプラスに転じた。
ボディタイプごとの合計では、6カ月連続で全部門が前年を上回り、8月はクーペ・オープン部門の前年同月比371.2%を筆頭に、全部門が2ケタ超の伸び率を記録した。新車購入補助金制度は終了したが、エコカー減税が2012年まで継続されるほか、ここ1年以内にデビューしたニューモデルが好調に推移していることもあり、今後の売れ行きが注目される。今年は東京モーターショー未開催年だが、10月に話題の「ホンダ フィットハイブリッド」や「日産 フーガハイブリッド」が登場予定で、11月には「トヨタ ラクティス」や「日産 セレナ」、12月も「トヨタ ヴィッツ」や「ダイハツ ムーヴ」がフルモデルチェンジ時期を迎えるなど注目のニューモデルが目白押しなのも心強いところだ。それでは8月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。
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