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パイクスピーク13、最速王者&熾烈なEVクラス

パイクスピーク13、最速王者&熾烈なEVクラス

プジョー208 T16 パイクスピーク×セバスチャン・ローブの最強コンビは、これまでの記録より1分30秒以上も速い、8分13秒878という驚異的な記録でパイクスの山を駆け上がった。

プジョー208×ローブが完全優勝!

一方で、たとえWRCチームがワークス体制で参戦したところで簡単に勝てるわけではないのがパイクス。2009年にはフォード・チームがフィエスタのプロモーションのためグロムホルムらをドライバーに2台体制で参戦するも、一台はリタイヤ、グロムホルムも"完走"で終わっている。

ところが今年のプジョーとローブの"Win・Win"なパイクス参戦は、まさしく完全優勝という言葉がピッタリだった。ローブが駆る「208 T16 パイクスピーク」は3.2リッターV6ツインターボを搭載し、馬力は875ps、そして車重がなんと875kg。パワーウエイトレシオが1.0のクルマとはどんな乗り味なのだろう……。ピタリと数字を合わせてくるところもプジョーのこだわりのはずだ。

練習走行や予選でも、ローブのタイムは常にダントツ。迎えた決勝レース、第一走者は予選トップのローブだった。このまま何事もなく完走してあっけなく終わるのかと少し複雑な気分でゴール地点で待つと、遠くから高らかなエンジン音が聞こえ、「パンッ、パンッ」というアンチラグシステムの音とともに近づき、あっという間にチェッカーフラッグの前を通過した。

タイムは昨年リズ・ミレンが最速記録を更新した9分46秒164を1分30秒以上も短縮した8分13秒878。パイクス・ルーキーのローブは突然現れてあっけなく"King of Pikes"になってしまった。もちろん、今回の完全優勝はチーム力やマシン、ドライバーが一体となっていなければ成しえなかっただろう。記録だけでは計り知れない、歴史ってこういう風に作られていくのだという"力"を間近で見せつけられたような気がする。

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