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日本の超高級車マーケットの未来は若きカスタマー達にかかっている

日本の超高級車マーケットの未来は若きカスタマー達にかかっている

アンディ・パーマーCEO(写真:アストンマーティン)

日本は世界屈指のラグジュアリー市場で居続けられるか?

話をアストンマーティンに戻すと、アンディ・パーマーCEOは日本を、ラグジュアリー第2のマーケットと見ているのだという。第2の? そう、ロンドンに次ぐ東京、という位置づけである。

規模の話で言えばビバリーヒルズにニューヨーク、上海にドバイだって挙げられていい。つまりCEOのその発言には、単に高額車が売れるというだけの話ではなく、クルマも時計もファッションも、あるいはフードやカルチャー全般まで含めて、本当のラグジュアリーをきちんと評価し、体現できるという部分まで含まれているのだろう。あるいは言外に、ブリティッシュネスを理解できるかということまで見据えているような気もする。

そうなると個人的には、この夜集まっていた若きポテンシャルカスタマー達が、これから先にどんな風に、ラグジュアリーの世界を変えていくのか、それとも変えずにオーセンティックな方へ向かっていくのかということに興味が募る。どちらの方向がベターなのかは解らないが、ともあれ日本が、ロンドンに次ぐかどうかはさておき、世界屈指のラグジュアリー市場で居続けられるのかどうかは、彼らにかかっている部分が大きい。

すでに経済面では、じわり取り残されはじめてしまっている日本。しかし少なくとも今はまだ、こうしたカルチャーのレベルで、まだまだ世界的に無視できない存在で居ることはできている。けれど、この先はどうだろう。中国、台湾、シンガポール等々との間にまだあるリードを、これからもキープし続けられるのか…。

大胆な変身を遂げたヴァンテージの、そして新たなチャレンジへと漕ぎ出したアストンマーティンの、この国での今後の動向は、きっとそのヒントのひとつとなるだろう。そう、日本に於けるアストンマーティンは、クルマそれ自体だけでなくブランドそのもの、マーケットまで含めて今、個人的にもっとも注目している存在なのである。

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